microcosmos  4

日々の思索

2007-01-01から1年間の記事一覧

本村俊弘の旭町日記(66)

平成15年6月20日(金)−2003年 現代詩手帳「特集エズラ・パウンド」(1998年9月号)を読む。その中で詩人の高橋睦郎氏の文章が目に留まった。「詩人とは一般に考えられているように詩を書く人ではない。詩なるものを求め続ける人のことだ。求…

本村俊弘の旭町日記(65)

平成15年6月18日(水)―2003年 仕事を終えて帰宅すると、堺市の犬塚昭夫氏より詩誌「異郷」七月号がポストに入っていた。一貫して日常生活の中から戦争と平和の問題を追及している詩誌である。

本村俊弘の旭町日記(64)

平成15年6月17日(火)―2003年 12チャンネルの番組『ガイアの風―風力発電』を観る。風力発電の日本における現状を特集したもので、風力発電の製造では国内トップの三菱重工業長崎造船所が紹介されていた。風力発電の製作過程と受注を受けた愛媛県…

点描日記(63)

平成15年6月16日(月)―2003年 8月9日に長崎市で開催する『第九回長崎原爆平和祈念詩の夕べ』の案内状を作り始める。詩人、歌人、俳人をはじめ新聞、放送、出版などのメディアに携わる人たちにも郵送する。去年まで長崎市万屋町にあるギャラリー…

本村俊弘の旭町日記(62)

平成15年6月15日(日)―2003年 午前9時から午前10時までNational Geographicの番組『世界を動かす蟻』を観る。番組でシロアリがゴキブリの子孫であることを初めて知った。蟻の歩く速さは時速2・4kmだそうだ。南米に生息するハキリアリの塚は…

本村俊弘の旭町日記(61)

平成15年6月13日(金)―2003年 1995年2月号の『現代詩手帳―特集W・C・ウィリアムズとパターソン』を読了。ウィリアムズ・カーロス・ウィリアムズはエズラ・パウンド、T・S・エリオットに比肩するアメリカ現代詩人である。『パターソン』は…

本村俊弘の旭町日記(60)

平成15年6月12日(木)―2003年 History Channelの番組『ポンペイ―生き埋めにされた都市』(午後9時〜10時)を観る。ベスビオ火山噴火による自然災害を内容としたものであった。西暦97年に噴火したベスビオ火山は1週間も火山灰が降り続き、麓…

本村俊弘の旭町日記(59)

平成15年6月11日(水)―2003年 サッカーの国際Aマッチ試合、日本対パラグアイの試合を観る。結果は0対0の引き分けであった。残念。島原、国見高校出身の大久保の今後の活躍を期待したい。

本村俊弘の旭町日記(58)

平成15年6月10日(火)―2003年 History Channelの自伝シリーズでアメリカの劇作家『ニール・サイモン』を観る。ニール・サイモンは最初の妻をガンで亡くしている。二番目の妻は女優であった。三番目の妻は高級ブティックの店員だった。高級ブティッ…

本村俊弘の旭町日記(57)

平成15年6月9日(月)―2003年 NHKで放送された海外ドキュメンタリー番組『日曜日の殺人事件』を見る。フランス人による制作で、内容はアメリカのフロリダで起きた年配の白人女性殺人事件に対する裁判の一部始終であった。15歳の黒人少年が無実…

本村俊弘の旭町日記(56)

平成15年6月8日(日)―2003年 大村の高塚かず子さんより電話が入り、詩人の山田かんさんが亡くなられたと知らせてきた。氏が一人で発行していた詩誌『草土』に何回か詩を載せていただいた。氏の勤め先に何度かお邪魔してお話しをしたことがあった。…

本村俊弘の旭町日記(55)

平成15年6月7日(土)―2003年 午前中の仕事を終えて池袋にある新文芸座へ行き、山田洋次監督作品の『たそがれ清兵衛』を観た。午後1時50分からの上映であったが、館内はほぼ満席であった。見終わってからの感想は久しぶりによく考えられた、隙の…

本村俊弘の旭町日記(54)

平成15年6月6日(金)―2003年 星川吉光著『ひざの痛み』(高橋書店刊・190頁・1200円)を読了。膝のレントゲン写真や図があり、解説も丁寧で膝関節のことが今まで以上に理解ができた。しかし治療となると難しいこともわかってきた。 画家の池…

本村俊弘の旭町日記(53)

平成15年6月5日(木)―2003年 Discovery Channelの番組『第二次世界大戦―英国の場合』(午後10時〜11時)を見る。1939年9月6日にチェンバレン首相はドイツ・イタリア・日本に宣戦布告する。初期の戦いにおいてイギリスは苦戦を強いられて…

本村俊弘の旭町日記(52)

平成15年6月3日(火)―2003年 職場の玄関に巣を構えているツバメは、孵化した雛に盛んに餌を運んでいる。昼休みに観察していると、三羽の雛は小さいながらも大きく口を開けて、親鳥から口移しに餌を貰っている。見ているだけで心が和む。元気に育っ…

本村俊弘の旭町日記(51)

平成15年6月2日(月)―2003年 水無月科子詩集『四拍子の朝に』(花神社刊)を読了。詩集は三部に分かれていて、25篇の詩が収められている。印象に残った詩は「留守」と「夜の台所」そして「台所ナイトスペース」だった。女性の視点から日常性が昇…

本村俊弘の旭町日記(50)

平成15年6月1日(日)―2003年 午後3時半からTBSの番組『痛快 江戸テクノ』を見る。江戸末期の佐賀藩が組織した「精煉方」の業績を主に取り上げて、鎖国していた江戸時代の科学技術を紹介していた。佐賀藩第十代藩主鍋島直正は近代兵器(大型大砲…

本村俊弘の旭町日記(49)

平成15年5月31日(土)―2003年 勤務を終え、昼食を勤務先近くのレストランで摂り、僕にとっての映画大学である池袋にある新文芸座へ行く。今日観るのはアンドレイ・タルコフスキー監督作品である。1本目は午後三時から始まった1962年制作の『…

本村俊弘の旭町日記(48)

平成15年5月29日(木)―2003年 午前中の仕事を終えて池袋東口にある新文芸座へ、2本立ての映画を行く。2本ともアンドレイ・タルコフスキー監督の作品である。池袋地下街にあるコンビニでお茶とおにぎりを買い、長時間の上映に備えた。午後三時か…

本村俊弘の旭町日記(47)

平成15年5月27日(火)―2003年 仕事場では昨日の夕方の地震が話題になった。少し食料と水を買い置きしようと思う。 夕方にアパートの周りを飛んでいるコウモリ1匹を確認する。今年初めて見た。蝙蝠の種類は確認できない。コウモリはネズミ類に次い…

本村俊弘の旭町日記(46)

平成15年5月25日(日)―2003年 同人誌「旋律」に投稿する詩「充満13」を完成させ、長崎のエディット印刷に電子メールで送った。 午前8時頃に家を出てアンドレイ・タルコフスキー傑作選を上映している池袋東口にある新文芸座へ出かけた。1本目は…

本村俊弘の旭町日記(45)

平成15年5月24日(土)―2003年 午前中の仕事を終えて、午後3時からあったアートスペース・あしび舎の企画「詩の声と歌とピアノ」を聞きに行った。最寄りの駅は東武東上線新河岸駅である。駅からあしび舎までは徒歩で行った。早く着いたので近くに…

本村俊弘の旭町日記(44)

平成15年5月23日(金)―2003年 Discovery Channelの1時間番組『関西国際空港』を見る。関西国際空港が計画の段階から・埋め立て・建物の建設・開港後の問題・阪神淡路大地震のことなどがいろんな角度から映像を伴いながら、建築家、工事関係者、空…

本村俊弘の旭町日記(43)

平成15年5月22日(木)―2003年 半日の仕事を終えて、地下鉄有楽町線と半蔵門線を乗り継いで、江東区三好四丁目にある東京都現代美術館へ行った。彫刻の『船越桂展』と抽象画の『サム・フランシス展』を鑑賞した。『船越桂展』は平日にも拘らず、多…

本村俊弘の旭町日記(42)

平成15年5月21日(水)―2003年 昨日の毎日新聞夕刊文化欄にサミュエル・ベケット(1906〜1989)に関する記事があった。それによるとベケットは1936年の秋から半年をかけてドイツを旅行するが、それは孤独なものであったらしい。ベケッ…

本村俊弘の旭町日記(41)

平成15年5月20日(火)―2003年 深夜にNHKスペシャル『文明の道』をみる。アレクサンドロス大王(紀元前356〜紀元前323)が作った都市についてであった。アフガニスタンのアイ・ハヌムという土地が昔、アレクサンドロス大王が作ったギリシ…

本村俊弘の旭町日記(40)

平成15年5月19日(月)―2003年 History Channelの番組『アラブ独立』(午後11時〜11時55分)をみる。今の中近東がどのようにして形成されてきたか映像を通して説明があり、中近東の近現代史を理解する上で格好の番組であった。今回のイラク戦…

本村俊弘の旭町日記(39)

平成15年5月18日(日)―2003年 La La TVの番組で『エルトン・ジョンとスーパースターたち』(午後3時〜4時半)をみる。スティング(Sting)との共演は聞き応えがあった。エルトン・ジョン(Elton John)のエンターテイナーぶりがよくわかる番組であっ…

本村俊弘の旭町日記(38)

平成15年5月17日(土)―2003年 午前の仕事を終えて新河岸駅近くにある「アートスペースあしび舎」へ行き、『国峰照子オブジェ展』をみた。国峰さんは高崎市在住の詩人でアーティスト。 午後10時20分からNHKの番組『地球に乾杯―羊の国の21…

本村俊弘の旭町日記(37)

平成15年5月16日(金)―2003年 朝の通勤時に聞く音楽を何ヶ月ぶりに変更した。ピアノ曲で演奏者はウラディミール・ホロビッツとフジ子・へミング。ホロビッツの曲目はショパンの「マズルカ変ニ長調」・「幻想ポロネーズ変イ長調」・「ワルツ第7番…