microcosmos  4

日々の思索

本村俊弘の旭町日記(47)

平成15年5月27日(火)―2003年
   仕事場では昨日の夕方の地震が話題になった。少し食料と水を買い置きしようと思う。                                       夕方にアパートの周りを飛んでいるコウモリ1匹を確認する。今年初めて見た。蝙蝠の種類は確認できない。コウモリはネズミ類に次いで種類が多い哺乳動物である。日本にはアブラコウモリやキクガシラコウモリ等が生息している。
職場でいただいた切花が、小さな花は散ってしまったが幹と葉はいつまでも枯れずにいて、しまいには切った幹のところから根を出し始めた。か細い植物だったが驚きをもって観察を始めた。1ヶ月ほど前に根が出た切花を、水の入った花瓶から土のある器に入れ替えた。その後すくすく成長して、2〜3日前から蕾をつけ始めた。初めて見た植物の名前はいただいた人から「ハゼ蘭」と教えてもらったが、調べてみると学名はTalinum crassifoliumといい、別名は英語名からきたコーラル・フラワー(由来は花と枝がさんご礁に似ているところから)と午後3時頃に花を咲かせることからサンジカ(三時花)という二つがあることがわかった。南アメリカ原産の帰化植物である。和名のハゼ蘭のハゼとは小花がはぜるように付くことからきている。