microcosmos  4

日々の思索

2007-10-01から1ヶ月間の記事一覧

本村俊弘の旭町日記(29)

平成15年5月6日(火)―2003年 連休前から喉に痛みを覚えていたが、風邪だったのかもしれない。連休中は体調が悪く、日曜日以外は家で過ごした。今日は無理をして仕事に出た。立ち眩みすることが何回かあったが、何とか早引きしないで乗り切った。午…

本村俊弘の旭町日記(28)

平成15年5月3日(土)―2003年 仕事を終えて池袋にでる。西武百貨店のLIBROで三木成夫(みきしげお)著『内臓のはたらきと子どものこころ』(築地書館¥1400)、C・S・ノット著古川順弘訳『回想のグルジェフ』(コスモス・ライブラリー刊¥240…

本村俊弘の旭町日記(27)

平成15年5月2日(金)―2003年 仕事場(東京都練馬区)の4階の窓から今年初めてツバメが飛翔しているのを見た。1年ぶりで静かに感動を覚える。

本村俊弘の旭町日記(26)

平成15年5月1日(木)―2003年 仕事を終えてから、恵比寿まで出向き写真展と映画を見た。写真展は東京都写真美術館で開かれている『荒木経惟 花人生展』である。観覧料一般千円。初期のシリーズ作品「彼岸花」・「近景」・「色景」から色彩鮮やかな「…

本村俊弘の旭町日記(25)

平成15年4月30日(水)―2003年 シネフィル・イマジカの番組でポーランド人のアンジェイ・ワイダ監督作品『聖週間』を観る。1996年度ベルリン映画祭銀熊賞受賞作品である。これで同作品を二回観たことになる。一度目は岩波ホールで観た。アンジ…

本村俊弘の旭町日記(24)

平成15年4月29日(火)・緑の日―2003年 午前中、NHKの番組『空海が夢見た宇宙―高野山1200年の至宝』を見る。 夜、12チャンネルの番組『ガイアの夜明け』を見る。番組では発展する中国の裏側で、自由市場による競争で国営企業が次々に競争…

本村俊弘の旭町日記(23)

平成15年4月28日(月)―2003年 仕事を終えて新宿まで飲みに行った。友人4人で新宿パークタワーへ行き、PARK HYATT TOKYOの41階にあるTHE PEAK BARでビール・ワイン・カクテルを飲んだ。2時間以内、五千円で飲み放題であった。41階からの眺め…

本村俊弘の旭町日記(22)

平成15年4月27日(日)―2003年 朝6時に起床し、7時から断続的に雑事をこなしながらピアノの練習をする。午後から外出し池袋西口にある勤労福祉会館で、医療保険の講習会に出る。帰りに池袋西口広場を通るとバングラデシュの祭りをやっていて、数…

本村俊弘の旭町日記(21)

平成15年4月26日(土)―2003年 仕事を終えて帰宅して午睡したが、その前にHistory Channelの番組『進化する銀行』を午後三時〜四時まで見る。「Bank of America」の社史を映像で知ることが出来た。1904年にイタリア系移民のA・P・ジャニーニ…

本村俊弘の旭町日記(20)

平成15年4月25日(金)―2003年 仕事帰りに駅近くの出張所で、市議会議員選挙の不在者投票を済ませた。誰に投票していいか決めかねていたが、全盲の候補に投票した。日曜日は忙しいので、棄権しかねなかった。駅近くで投票できるのはありがたい。そ…

本村俊弘の旭町日記(19)

平成15年4月24日(木)―2003年 午前中の仕事を終えて、池袋の新文芸座へ向かった。今日の上映は一本目がスタンリー・キューブリック監督作品で、1964年制作の『博士の異常な愛情』(原題「Dr Strangelove or How I learned to stop worring and…

本村俊弘の旭町日記(18)

平成15年4月23日(水)―2003年 今日も仕事を終えてから、池袋の新文芸座にアメリカ・コロンビア映画二本立てを、観にいった。一本目は1969年製作、デニス・ホッパー監督・脚本・出演の『イージー・ライダー』(原題「Easy Rider」)、他の出演…

本村俊弘の旭町日記(17)

平成15年4月21日(月)―2003年 今日は50分ほど残業して、駅前で夕食を摂って七時十五分頃帰宅した。ニュースで野茂英雄投手が大リーグ通算100勝を達成したことと、ヤンキース松井秀喜選手の連続試合出場が途切れなかったことを知って、嬉しく…

本村俊弘の旭町日記(16)

平成15年4月20日(日)―2003年 午後から外出して、池袋の新文芸座に出向き映画三昧であった。五〇年以上の古い映画を大型スクリーンで観られる機会を逃したくなかった。今まで観た感想は、映画は映画館で観るに限るということだ。二本観たが一本目…

本村俊弘の旭町日記(15)

平成15年4月19日(土)―2003年 仕事帰りに、池袋西口にある新文芸座へ行き、コロンビア映画名作選二本を観る。二本ともフランク・キャプラ(Frank Capra)監督作品で、一本目は1934年製作『或る夜の出来事』(原題「It Happened One Night」)、…

本村俊弘の旭町日記(14)

平成15年4月17日(木)―2003年 毎朝、目覚し時計は午前6時ちょうどに鐘を鳴らす。午前7時15分頃にアパートを出て午前7時25分頃に東武東上線川越駅から池袋行きの電車に乗る。仕事場には8時15分頃に着く。今夜、月は午後7時21分に満月…

本村俊弘の旭町日記(13)

平成15年4月15日(火)―2003年 仕事を終えてから、新文芸座でアメリカコロンビア映画名作選の2本立て映画を観た。帰宅したのは午前0時10頃だった。さすがに疲れたが映画好きの自分にとっては楽しく、またアメリカ人の考え方、価値観を知る手懸…

本村俊弘の旭町日記(12)

平成15年4月14日(月)―2003年 今日、新しく人の名前を知った。室町時代の人で名は東陽英朝禅師。生没年は1428年〜1504年である。禅師は『句双紙』という書物を編纂したという。『句双紙』が重要なのはこの書物が、『禅林句集』の母体にな…

本村俊弘の旭町日記(11)

平成15年4月13日(日)―2003年 今日はピアノと声楽のレッスン日で、午後から3時間、ピアノと発声の練習をした。ピアノのテキストは『HANON』(全訳ハノンピアノ教本)全音楽譜出版社刊を使っている。なぜピアノを練習するのか?ピアノが大好きであ…

本村俊弘の旭町日記(10)

平成15年4月12日(土)―2003年 仕事を終えての午後、池袋にある新文芸座で2本立てのアメリカ(コロンビア)映画を観た。1本目は一九五三年制作のフレッド・ジンネマン監督作品『地上より永遠に』で、俳優のバート・ランカスター、モンゴメリー・…

本村俊弘の旭町日記(9)

平成15年4月10日(木)―2003年 半日の仕事を終えて、新宿南口、高島屋十二階にある映画館に、フランスのドキュメンタリー映画「WATARIDORI」を観にいった。監督は「ミクロコスモス」・「キャラバン」等を制作している、フランス人のジャック・ぺラ…

本村俊弘の旭町日記(8)

平成15年4月9日(水)―2003年 ここ数ヶ月にわたって毎日、カセットテープの音楽を聞きながら通勤している。満員電車の中ではストレスが昂ずる。心を落ち着かせるのに役立っている。ヒトは限られた空間に多数閉じ込められると、攻撃的な性格が表れや…

本村俊弘の旭町日記(7)

平成15年4月7日(月)―2003年 『現代詩手帳』の特集「アメリカのポストモダン」(1999年7月号)を読み続ける。ゲーリー・スナイダーの次の言葉が印象に残った。「違う言語も学び、出来るだけ広く人間性をそなえるようにし、よくものを知り、意…

本村俊弘の旭町日記(6)

平成15年4月5日(土)―2003年 午後に愛車のビッグホーンで坂戸市まで行った。坂戸市泉町にあるギャラリー「れ・ぼぬう」で開かれている「畑晩菁展」を見るために。作品は抽象画で、キャンバスのところどころに穴が開けられていて、色彩は白・黒・赤…

本村俊弘の旭町日記(5)

平成15年4月4日(金)―2003年 美を自分自身の中に、確固としたものとして根づかせること、身体を清潔に保つこと、体液の循環をよくすること。

本村俊弘の旭町日記(4)

平成15年4月3日(木)―2003年 今日のお昼頃、道を歩いていたらクロオオアリを今年初めて見た。アリは日本には250種、全世界には約5000種いるといわれている。日本での新参ものはアルゼンチンアリ。神戸港から検疫なしに上陸して、ただいま日…

本村俊弘の旭町日記(3)

平成15年4月1日(火)―2003年 仕事帰りに職場の人3人で、板橋区を流れる石神井川沿いに咲く桜を見に行った。並木沿いに提灯が飾られ、歩いている間に灯りがともった。これで今年の花見は終わったことになる。ついこの間、お正月だと思っていたのに…