microcosmos  4

日々の思索

本村俊弘の旭町日記(13)

平成15年4月15日(火)―2003年
   仕事を終えてから、新文芸座アメリコロンビア映画名作選の2本立て映画を観た。帰宅したのは午前0時10頃だった。さすがに疲れたが映画好きの自分にとっては楽しく、またアメリカ人の考え方、価値観を知る手懸りであった。2本とも未知の映画であった。1本目は1946年制作、アルフレッド・グリーン、ジョセフ・ルイス監督の『ジョルスン物語』。出演はラリー・パークス、イヴリン・キース、ウィリアム・テマレストなど。主人公がいうセリフ「お楽しみはこれからだ(You ain’t heard nothin’ yet.)」は有名である。         2本目は1955年制作、ジョージ・シドニー監督作品『愛情物語』(原題THE EDDY DUCHIN STORY)であった。出演は主人公にタイロン・パワー、相手役に女優のキム・ノヴァクとヴィクトリア・ショウであった。2本とも音楽を生活の糧にしている男の物語であった。ジョージ・シドニー監督の作品には『アニーよ銃をとれ』、『ショウ・ボート』、エルビス・プレスリー主演の『ラスベガス万才』などがある。