microcosmos  4

日々の思索

2007-11-01から1ヶ月間の記事一覧

本村俊弘の旭町日記(57)

平成15年6月9日(月)―2003年 NHKで放送された海外ドキュメンタリー番組『日曜日の殺人事件』を見る。フランス人による制作で、内容はアメリカのフロリダで起きた年配の白人女性殺人事件に対する裁判の一部始終であった。15歳の黒人少年が無実…

本村俊弘の旭町日記(56)

平成15年6月8日(日)―2003年 大村の高塚かず子さんより電話が入り、詩人の山田かんさんが亡くなられたと知らせてきた。氏が一人で発行していた詩誌『草土』に何回か詩を載せていただいた。氏の勤め先に何度かお邪魔してお話しをしたことがあった。…

本村俊弘の旭町日記(55)

平成15年6月7日(土)―2003年 午前中の仕事を終えて池袋にある新文芸座へ行き、山田洋次監督作品の『たそがれ清兵衛』を観た。午後1時50分からの上映であったが、館内はほぼ満席であった。見終わってからの感想は久しぶりによく考えられた、隙の…

本村俊弘の旭町日記(54)

平成15年6月6日(金)―2003年 星川吉光著『ひざの痛み』(高橋書店刊・190頁・1200円)を読了。膝のレントゲン写真や図があり、解説も丁寧で膝関節のことが今まで以上に理解ができた。しかし治療となると難しいこともわかってきた。 画家の池…

本村俊弘の旭町日記(53)

平成15年6月5日(木)―2003年 Discovery Channelの番組『第二次世界大戦―英国の場合』(午後10時〜11時)を見る。1939年9月6日にチェンバレン首相はドイツ・イタリア・日本に宣戦布告する。初期の戦いにおいてイギリスは苦戦を強いられて…

本村俊弘の旭町日記(52)

平成15年6月3日(火)―2003年 職場の玄関に巣を構えているツバメは、孵化した雛に盛んに餌を運んでいる。昼休みに観察していると、三羽の雛は小さいながらも大きく口を開けて、親鳥から口移しに餌を貰っている。見ているだけで心が和む。元気に育っ…

本村俊弘の旭町日記(51)

平成15年6月2日(月)―2003年 水無月科子詩集『四拍子の朝に』(花神社刊)を読了。詩集は三部に分かれていて、25篇の詩が収められている。印象に残った詩は「留守」と「夜の台所」そして「台所ナイトスペース」だった。女性の視点から日常性が昇…

本村俊弘の旭町日記(50)

平成15年6月1日(日)―2003年 午後3時半からTBSの番組『痛快 江戸テクノ』を見る。江戸末期の佐賀藩が組織した「精煉方」の業績を主に取り上げて、鎖国していた江戸時代の科学技術を紹介していた。佐賀藩第十代藩主鍋島直正は近代兵器(大型大砲…

本村俊弘の旭町日記(49)

平成15年5月31日(土)―2003年 勤務を終え、昼食を勤務先近くのレストランで摂り、僕にとっての映画大学である池袋にある新文芸座へ行く。今日観るのはアンドレイ・タルコフスキー監督作品である。1本目は午後三時から始まった1962年制作の『…

本村俊弘の旭町日記(48)

平成15年5月29日(木)―2003年 午前中の仕事を終えて池袋東口にある新文芸座へ、2本立ての映画を行く。2本ともアンドレイ・タルコフスキー監督の作品である。池袋地下街にあるコンビニでお茶とおにぎりを買い、長時間の上映に備えた。午後三時か…

本村俊弘の旭町日記(47)

平成15年5月27日(火)―2003年 仕事場では昨日の夕方の地震が話題になった。少し食料と水を買い置きしようと思う。 夕方にアパートの周りを飛んでいるコウモリ1匹を確認する。今年初めて見た。蝙蝠の種類は確認できない。コウモリはネズミ類に次い…

本村俊弘の旭町日記(46)

平成15年5月25日(日)―2003年 同人誌「旋律」に投稿する詩「充満13」を完成させ、長崎のエディット印刷に電子メールで送った。 午前8時頃に家を出てアンドレイ・タルコフスキー傑作選を上映している池袋東口にある新文芸座へ出かけた。1本目は…

本村俊弘の旭町日記(45)

平成15年5月24日(土)―2003年 午前中の仕事を終えて、午後3時からあったアートスペース・あしび舎の企画「詩の声と歌とピアノ」を聞きに行った。最寄りの駅は東武東上線新河岸駅である。駅からあしび舎までは徒歩で行った。早く着いたので近くに…

本村俊弘の旭町日記(44)

平成15年5月23日(金)―2003年 Discovery Channelの1時間番組『関西国際空港』を見る。関西国際空港が計画の段階から・埋め立て・建物の建設・開港後の問題・阪神淡路大地震のことなどがいろんな角度から映像を伴いながら、建築家、工事関係者、空…

本村俊弘の旭町日記(43)

平成15年5月22日(木)―2003年 半日の仕事を終えて、地下鉄有楽町線と半蔵門線を乗り継いで、江東区三好四丁目にある東京都現代美術館へ行った。彫刻の『船越桂展』と抽象画の『サム・フランシス展』を鑑賞した。『船越桂展』は平日にも拘らず、多…

本村俊弘の旭町日記(42)

平成15年5月21日(水)―2003年 昨日の毎日新聞夕刊文化欄にサミュエル・ベケット(1906〜1989)に関する記事があった。それによるとベケットは1936年の秋から半年をかけてドイツを旅行するが、それは孤独なものであったらしい。ベケッ…

本村俊弘の旭町日記(41)

平成15年5月20日(火)―2003年 深夜にNHKスペシャル『文明の道』をみる。アレクサンドロス大王(紀元前356〜紀元前323)が作った都市についてであった。アフガニスタンのアイ・ハヌムという土地が昔、アレクサンドロス大王が作ったギリシ…

本村俊弘の旭町日記(40)

平成15年5月19日(月)―2003年 History Channelの番組『アラブ独立』(午後11時〜11時55分)をみる。今の中近東がどのようにして形成されてきたか映像を通して説明があり、中近東の近現代史を理解する上で格好の番組であった。今回のイラク戦…

本村俊弘の旭町日記(39)

平成15年5月18日(日)―2003年 La La TVの番組で『エルトン・ジョンとスーパースターたち』(午後3時〜4時半)をみる。スティング(Sting)との共演は聞き応えがあった。エルトン・ジョン(Elton John)のエンターテイナーぶりがよくわかる番組であっ…

本村俊弘の旭町日記(38)

平成15年5月17日(土)―2003年 午前の仕事を終えて新河岸駅近くにある「アートスペースあしび舎」へ行き、『国峰照子オブジェ展』をみた。国峰さんは高崎市在住の詩人でアーティスト。 午後10時20分からNHKの番組『地球に乾杯―羊の国の21…

本村俊弘の旭町日記(37)

平成15年5月16日(金)―2003年 朝の通勤時に聞く音楽を何ヶ月ぶりに変更した。ピアノ曲で演奏者はウラディミール・ホロビッツとフジ子・へミング。ホロビッツの曲目はショパンの「マズルカ変ニ長調」・「幻想ポロネーズ変イ長調」・「ワルツ第7番…

本村俊弘の旭町日記(36)

平成15年5月14日(水)―2003年 帰宅後、横になっていたらいつのまにか寝てしまった。深夜に目覚めて詩作をする。「New YORK Times」のWEBサイトでニューヨークにあるホイットニ‐美術館の館長マックスウェル・アンダーソン氏辞任の記事を読む。

本村俊弘の旭町日記(35)

平成15年5月13日(火)―2003年 今朝の記事で目に付いたのは、ハーバード大学ケネディ行政大学院学長のジョセフ・ナイ氏のインタビュー記事であった。ナイ学長はソフトパワー(文化・価値観などの魅力で他国を引きつける力)の重要性を述べていた。…

本村俊弘の旭町日記(34)

平成15年5月12日(月)―2003年 毎日新聞の2日前の記事と今朝の記事に目が留まった。2日前の記事は『世界の目』というコラムでリチャード・コーエン氏(米ワシントン・ポストのコラムニスト)がメディア王、マードック氏のイラク戦争に対する姿勢…

本村俊弘の旭町日記(33)

平成15年5月11日(日)―2003年 History Channelの番組『バイキングの時代』(午前8時〜午前9時)をみる。今のノルウェー、スウェーデン、デンマークから船でヨーロッパ各地に侵略していく様子が、地図とバイキングの研究者3人の話で理解された。…

本村俊弘の旭町日記(32)

平成15年5月10日(土)―2003年 ニューヨーク在住の日影さんより電子メールが届き、ソーホー地区にあるイセ画廊で美術評論家で詩人の建畠哲氏の詩の朗読会があり、その会場で知人のYUKOさんと、ご主人で詩人のスティーブ・ダラチンスキー氏と会って…

本村俊弘の旭町日記(31)

平成15年5月9日(金)―2003年 今日生まれて初めて、苧環(オダマキ)という紫色の花を咲かせている植物を見た。北海道や高い山に自生しているらしい。 3月5日に職場で薔薇の切花を十本もらったが、数本の薔薇がいまだ枯れず、そのうちの1本が3日…

本村俊弘の旭町日記(30)

平成15年5月7日(水)―2003年 今朝は昨日より体調が良くなっている。今日もベストを尽くして仕事に取り組むつもりだ。