microcosmos  4

日々の思索

本村俊弘の旭町日記(46)

平成15年5月25日(日)―2003年
    同人誌「旋律」に投稿する詩「充満13」を完成させ、長崎のエディット印刷に電子メールで送った。
午前8時頃に家を出てアンドレイ・タルコフスキー傑作選を上映している池袋東口にある新文芸座へ出かけた。1本目は午前9時20分から上映が始まった1983年制作の『ノスタルジア』(126分・カラー・日本公開は1984年)だった。2本目は午前11時40分から始まった1972年制作の『惑星ソラリス』(166分・カラー)であった。日本公開は1977年。『ノスタルジア』の主な出演者はロシア人俳優のオレ―グ・ヤンコフスキー、スエーデン人俳優のエルランド・ヨゼフソン。彼はイングマール・ベルイマン監督作品の『ある結婚の風景』で夫役を演じてもいる。『惑星ソラリス』の原作者はユダヤポーランド人のSF作家スタニスラフ・レムで、主な出演者はナタリヤ・ボンダルチュク、ドナータス・バニオニス。原作者のレムは出来上がった映画を見て、失望したそうである。原題は『Solaris』。二本とも何度か睡魔に襲われて、眠った時間があった。タルコフスキーの映画ではいつもそうなってしまう。
午後4時頃に帰宅して、ピアノを練習する。浦和までピアノと声楽のレッスンを受けに行く。