microcosmos  4

日々の思索

本村俊弘の旭町日記(12)

平成15年4月14日(月)―2003年
   今日、新しく人の名前を知った。室町時代の人で名は東陽英朝禅師。生没年は1428年〜1504年である。禅師は『句双紙』という書物を編纂したという。『句双紙』が重要なのはこの書物が、『禅林句集』の母体になったということである。東陽英朝禅師とはいったい何者なのか?何を考え、何を求めていたのか?『句双紙』には何が書かれているのか、五百年前に生きた人、そして書物。興味は尽きない。