microcosmos  4

日々の思索

本村俊弘の旭町日記(28)

平成15年5月3日(土)―2003年
   仕事を終えて池袋にでる。西武百貨店のLIBROで三木成夫(みきしげお)著『内臓のはたらきと子どものこころ』(築地書館¥1400)、C・S・ノット著古川順弘訳『回想のグルジェフ』(コスモス・ライブラリー刊¥2400)、それから三階にある詩の専門書店ぽえむ・ぱろうるで、ゲーリー・スナイダ―著重松宗育・原成吉訳『野生の実践』(原題「The Practice of the Wild」)(山と渓谷社¥2000)の三冊を購入した。三木成夫氏(1925〜1987)は亡くなられてから16年も経つが、氏の思想の重要さはますます認識されてきていると思う。買った本の一節に次のようなものがある。「このようなわけで、私どもは、宇宙リズムがもっとも純粋なかたちで宿るところが、まさにこの内臓系ではないか、と考えているのです。」