microcosmos  4

日々の思索

本村俊弘の旭町日記(15)

平成15年4月19日(土)―2003年
   仕事帰りに、池袋西口にある新文芸座へ行き、コロンビア映画名作選二本を観る。二本ともフランク・キャプラ(Frank Capra)監督作品で、一本目は1934年製作『或る夜の出来事』(原題「It Happened One Night」)、出演はクラーク・ゲーブル/クローデット・コルベール。                          二本目は1939年製作『スミス都へ行く』(原題「Mr. Smith Goes to Washington」)、出演はジェームズ・スチュアートジーン・アーサー。二本とも古き良きアメリカを強く感じさせ、社会風刺が山椒のようにピリッと効いている作品であった。監督のフランク・キャプラ(Frank Capra)は1897年イタリア・シチリア生まれで、6歳の時にアメリカへ移住する。1991年に死去する。