microcosmos  4

日々の思索

本村俊弘の旭町日記(18)

平成15年4月23日(水)―2003年
   今日も仕事を終えてから、池袋の新文芸座アメリカ・コロンビア映画二本立てを、観にいった。一本目は1969年製作、デニス・ホッパー監督・脚本・出演の『イージー・ライダー』(原題「Easy Rider」)、他の出演者はピーター・フォンダ(脚本も)、アントニオ・メンドーサ、ジャック・ニコルソン。ロード・ムービーは大好きである。ラストシーンは何度見ても衝撃的である。映画自体は低予算で出来ているが、その当時の内容としては革新的な映画である。二本目は1965年制作の『コレクター』(原題「The Collector」)。監督はウィリアム・ワイラー、出演者はテレンス・スタンプサマンサ・エッガー、モーリス・バリモア。ウィリアム・ワイラー監督の作品の他には『ローマの休日』・『大いなる西部』・『ベン・ハー』などがある。ウィリアム・ワイラー(William Wyler)は1902年7月1日にドイツ・アルザス地方で生まれている。両親はスイス人である。教育はフランスのパリで受けている。1981年に死去している。コロンビア映画名作選もあと2本となった。何事も徹底するにはエネルギーと時間が必要である。                              佐世保市在住の詩人、水無月科子さんから詩集『四拍子の朝に』が贈られてきた。本の帯には詩人、新川和江さんの文章が載せられている。出版社が花神社で二五篇の詩が編まれている。立派な詩集である。詩「夏の夢想画」が気に入った。自分の四冊目の詩集はいつ出版できるだろうか。