microcosmos  4

日々の思索

本村俊弘の旭町日記(58)

平成15年6月10日(火)―2003年
   History Channelの自伝シリーズでアメリカの劇作家『ニール・サイモン』を観る。ニール・サイモンは最初の妻をガンで亡くしている。二番目の妻は女優であった。三番目の妻は高級ブティックの店員だった。高級ブティックで店員に一目惚れしたニ―ル・サイモンは彼女に手を見せて欲しいと言ったそうだ。彼女が「えっ、どうしてですか?」と聞くと、サイモンは「君が既婚者かどうか知りたかったんですよ」と答えたそうだ。それからサイモンは彼女と付き合うようになり、彼女は彼の三番目の妻になったそうだ。しかし二人はその後離婚してしまうが、再度結婚をして今にいたっているそうだ。ニール・サイモンは主にコメディー作品を書き、ピュリツアー賞を受賞している。旺盛な創作活動をしているが、原稿書きはパソコンを使わず、ボールペンと方眼紙のようなレポート用紙を使っていた。作品には『グッバイ・ガール』、『裸足で散歩』などがある。ニューヨークのブロードウェイには彼の名前をつけたニール・サイモン劇場があり、彼の作品が上演されている。