microcosmos  4

日々の思索

本村俊弘の旭町日記(66)

平成15年6月20日(金)−2003年
   現代詩手帳「特集エズラ・パウンド」(1998年9月号)を読む。その中で詩人の高橋睦郎氏の文章が目に留まった。「詩人とは一般に考えられているように詩を書く人ではない。詩なるものを求め続ける人のことだ。求め続けたあげくついに手にすることができないと認識して、何も書かず、何もせず、冬眠し、瞑想する、それも究極の詩なるものの求め方だろう。」考えさせられる文章である。                       夜にTBSの番組『世界遺産イスタンブール』を観る。映像が美しい。旅情を誘う番組である。トルコのイスタンブールは東洋と西洋の境目、一番行ってみたい都市である。