microcosmos  4

日々の思索

本村俊弘の霞ヶ丘日記(93)

2015年(平成27年)4月15日(水)

午前3時前に目覚める。お腹が重い。昨夜何を食べたか想起する。起きて修士論文に取り組む。やはりお腹の調子が悪い。コーヒーを煎れる。午前6時10分頃に論文書きを止める。疲れて横になる。顔を触るとヒゲが伸びている。途中に用を足し、お腹はいくらか良くなった。朝食はフルーツ味のカロリーメイト一箱とミルク。午前7時15分頃に出勤する。お腹の調子は相変わらず悪い。お天気は快晴。通勤急行池袋行きの電車に乗る。志木駅で始発の各停池袋行きの電車に乗り換える。通勤中に腹痛がひどくなったらどうしようかと心配する。バスに乗り換える。ようやく座ることが出来た。お腹が重い。ローソンでトマトジュースを買ってから職場へ向かう。職場で用を足す。ようやくお腹の不調から解放された。残業をして、午後8時9分頃に職場を退出する。風はなく穏やかな夜になっていた。バスの中で梅オニギリ🍙1個を食べる。食べた後、お茶を飲む。ATMに寄る。成増行きの電車に乗る。成増駅で準急川越市行きの電車に乗り換える。途中の駅で座ることが出来た。tabletのアプリKindleで読書をする。最近は修士論文の緊張感の中にあり、集中力を切らさないようにして、取り組んでいる。そのためか机に向かうとすぐに作業を始められている。厳密さが要求されている。自ずと厳しさが圧力を増してきている。








2015年(平成27年)4月14日(火)

午前1時25分頃に目覚める。起きて修士論文に取り組む。論文の関連で詳細な加藤周一の年表を読む。論文を午前6時に止める。午前7時16分頃に出勤する。身体が重く感じられ、眠い。お天気は曇天。通勤急行池袋行きの電車に乗る。自分との関係性を恋愛という尺度で見てしまわないように、注意する必要がある。それは人間関係だけではなく、富士山を見たり、芸術作品を鑑賞する時にも言えることである。恋愛感情はえてして裏切るか裏切られるかの状況に追い込まれる。裏切られたものは臆病になる。そして恋愛という樹木のない砂漠を歩くことになる。また裏切ることのないものを探そうとする。手を尽くすが、孤独という代物は居座り続ける。昔行った福江島の大瀬崎の岬で感じた茫々とした孤独がよみがえって来る。僕は孤独を追い出そうとしているのではない。所詮それは無理な話だ。僕は僕自身の孤独の、質を問題にしているのだ。何れにせよ恋愛は跳躍力を持つ魅力的な何かである。雨に濡れながら、帰宅の途につく。冬の洋装なので寒くは感じない。車中、Kindleを使って読書する。帰宅しても頭にあるのは論文のこと。何としても完成させたい。時間をかけている割には遅々として進まない。午後8時40分頃に床につく。








2015年(平成27年)4月13日(月)

午前6時頃に起床する。起きて直ぐにお風呂のスイッチを入れる。用を足す。洗面と歯磨きをする。ブラインドを半分上げ、羽を平行にして採光する。お天気は曇天で、雨は降っていないようだ。歩いている人は傘をさしていない。テレビをつける。チャンネルをBS1にして国際ニュースを視聴しながら、朝食を準備する。クルミパン、タマゴ野菜サラダ、トマト、オレンジジュース。朝食後、入浴する。足先をブラッシングする。午前7時24分頃に出勤する。身につけるものとポケットに入れる小物は、財布、card類、⌚watch、handkerchief、tissue、眼鏡、ballpoint pen、定期券、鍵束。昨日の県議選で当選した共産党女性候補が、興奮さめやらぬ表情で当選報告のチラシを配っていた。準急池袋行きの電車に乗る。成増で下車して始発の各停池袋行きの電車に乗り換える。バス停まで早足で行く。バスが来ていたので、坂を駆け下りる。運転手の真後ろの席に座る。渋滞に引っかかってしまう。完全に遅刻。職場に電話を入れる。申し送りが既に始まっていた。自分に手に負えないものを、自覚もなく安易に引き受けるべきではないのだ。氷雨のような雨の中を帰宅する。寒くてしようがない。こんな寒い夜は早く寝るに限る。午後8時55分に床に就く。









2015年(平成27年)4月12日(日)

午前5時50分頃に目覚める。静かな日曜日の朝、朝食前に机に向かい修士論文を書き始める。忍耐を持って進めなければならない。放り出すわけにはいかないのだから。Y紙の書評欄を読む。批評家の若松英輔氏が池田晶子著『幸福に死ぬための哲学』を書評していた。書評の中で池田晶子の言葉があった。印象に残ったので、書き記しておく。

「わからないものをわかろう、自分ではない他人をわかろう、この想像的努力のまたの名は、ほかでもない、愛である」

「わかる気のない人に、なぜわかるわけがあるか。愛していないものを、なぜわかる気になれるか。わかる力は、愛である。えてして人は気づいていない、真の知力とは、愛する力であることを」

書評した若松氏の言葉も印象に残った。〈語った者が生きていたときよりも、亡くなってからの方がその言葉の意味がいっそう深く感じられることがある。死は、言葉を完成させる〉









2015年(平成27年)4月11日(土)

修士論文を止めて、床に就く。疲れた。午前1時10分。午前5時半頃に目覚める。50分頃に起きて、用を足す。洗面と歯磨きをする。午前6時1分に机に向かい、修士論文に取り組む。論文のプリントアウトに時間がかかる。午前11時25分頃、ゼミ出席のために千葉県幕張にある放送大学大学院へ向かう。雨は止んでいる。午後5時50分頃にゼミが終わる。海浜幕張駅まで歩く。武蔵野線府中本町行きの電車に乗る。座席に座ることが出来た。読書する。

名月を  とってくれろと  泣く子かな  一茶







2015年(平成27年)4月10日(金)

修士論文を止めて、床に就く。いつの間にか午前3時を過ぎていた。午前5時半頃に目覚める。同55分頃に起床する。用を足す。洗面と歯磨きをする。午前6時10分頃から修士論文に取り組む。朝飯前だが、朝飯前ではない。午前7時22分頃に出勤する。折りたたみ傘を持参する。
協力することと依存することは違う。協力することは自立する力を養うことにつながるが、依存することは自立の道を閉ざすことにもなりかねない。自立は日々更新していくものだと思う。依存は一度味わうと心地よく、それに慣らされてしまうと、自立への道はさらに遠のいてしまう。








2015年(平成27年)4月9日(木)

午前5時半頃に目覚める。はばかり、洗面、歯磨きを済ませてから、修士論文に取り組む。
自己の軽薄さは、日々更新しなければならないものの妨げになるものだ。軽薄さの超克は自己を重くしようというものではない。決して兜、甲冑を身につけようとしているものでもない。軽薄さは自分をあらぬ方向へ向かわせることがある。思慮深くあることが大切なことである。それを瞬時にすべき時に、自己が思慮深くあるのか、軽薄さが表れるかのギリギリの時がある。政治の世界では「粛々」という言葉が議論されている。言葉の語源まで遡って追求したりしている。傲慢も僕にとっては、軽薄なものの範疇に入る。
お腹が空きすぎて、午後4時半頃に餃子の満州で餃子定食を食べる。








2015年(平成27年)4月8日(水)

修士論文を止めて、午前1時45分頃に床に就く。眠れない夜を過ごす。じっくりやるしがない。午前3時半頃に入眠したようだ。午前6時35分頃に起床する。午前7時20分頃に雨の中を出勤する。寒い。横浜もと町中華街行きの電車に乗る。哲学や宗教を論じる前に、僕は日常の一つ一つのことに目を注がなければならない。自分の軽薄さとの闘いと言い換えてもいいかもしれない。言葉は軽薄さをいやがっている。軽薄さは僕の自由と尊厳を軽薄色に変えてしまう。








2015年(平成27年)4月7日(火)

午前零時12分に床に就く。tabletを忘れて出勤した。何となく、バランスが悪い。それほどtabletなしの生活は考えられなくなっている。午後7時3分頃に帰宅したが、今日は寒かった。夕食後、クローズアップ現代を視聴する。熊本の病院に設置されている「赤ちゃんポスト」を取り上げていた。午後9時に床に就く。小一時間眠る。午後10時20分頃から、修士論文に取り組む。アメリカからのニュースで、核実験場のトリニティー・サイトが一般に公開され多数の人々が訪れているそうだ。








2015年(平成27年)4月6日(月)

午前2時半頃、修士論文を切り上げて、床に就く。くたくたである。朝起きれるか心配である。午前5時15分頃に目覚める。起きて用を足す。手洗いと洗面と歯磨きをする。寝床へ戻る。午前6時25分頃に起床する。朝食はおにぎり1個とトマト1個で、国際ニュースを見ながら食べる。午前6時50分頃に出勤する。お天気は晴れ。午前7時発の各停池袋行きの電車に乗る。最後尾の車両に乗り、太った男性客の狭いスペースが空いていたので座る。立っていた女性客もいたが、狭くなっている座席は敬遠されたのだろう。隣りの太った背広を着た男性客は50歳台と思われたが眠っていて、途中で右足がブルッと震えたのが、こちらに伝わってきた。それからいびきを書き始めた。








2015年(平成27年)4月5日(日)

午前5時半頃に目覚める。用を足す。洗面と歯磨きをする。東チモール産のコーヒーを煎れる。午前5時50分頃からコーヒーを飲みながら、修士論文に取り組む。目がしょぼしょぼしている。「我は他者」という命題を考える。









2015年(平成27年)4月4日(土)

午前2時頃に目覚める。同25分頃からtabletをいじり出す。同45分頃から修士論文に取り組む。午前5時40頃に終了する。朝食を摂る。野菜のビーフンとトマト2個。食べながら国際ニュースを見る。イランの核協議が合意に達したと報道している。合意文書の調印はまだである。イスラエルのネタニヤフ首相は合意がイランの核開発を助長するものだと批判している。ドイツ旅客機墜落事故で未発見だったフライトレコーダーがフランスの女性憲兵隊員によって地中の中から発見された。女性憲兵隊員は最初はケースが壊れていたので、フライトレコーダーだとはきづかなかったそうだ。ケニアの大学がイスラム過激派の襲撃を受けて146人もの大学生が犠牲者となった。イスラム過激派はイスラム教徒とキリスト教徒の区別を確認してから、キリスト教徒のみ射殺した。犠牲となった学生の遺体は首都ナイロビに移送されて、遺族による確認作業が行われている。朝食後、ベッドに横になる。午前7時22分頃に出勤する。新木場行きの電車に乗る。乗客は何時もよりだいぶ少なく楽に座ることが出来た。アプリのYahoo!乗換案内で通勤電車を検索する。志木駅乗換とでる。志木駅で下車する。下車してすぐに始発の各停池袋行きの電車が入構して来た。一番に乗る。ドア側の席に座る。駅のトイレで小用を足してから、バス停へ向かう。バスも何時もより乗降客が少なく、楽に座ることが出来た。修士論文に関係する本を読書をする。









2015年(平成27年)4月3日(金)

午前6時頃から修士論文に取り組む。同55分頃までやった。急いで朝食の準備をする。洗面と歯磨きをしてからすぐに、pajamaのまま机に向かう。午前7時20分頃に出勤する。









2015年(平成27年)4月2日(木)

午前5時半頃に目覚める。午前6時から修士論文に取り組む。








2015年(平成27年)4月1日(水)

お腹がせいて、午前3時50分頃に目覚める。用を足す。少し楽になる。お風呂のスイッチを入れる。寝床へ戻る。もう一時間ほど眠りたい。午前5時50分頃に目覚める。何か夢を見ていたようだ。どんな夢だったか思い出せない。6時頃に起床する。小用を足す。お風呂に干していた衣類をたたんで収納する。洗濯し終わった衣類を干す。洗面と歯を磨く。生ゴミを口をとめて玄関へ出す。可燃物と不燃物のゴミ袋を玄関先に出す。朝食の準備をする。野菜トマトスープと太巻きを食べながら、国際ニュースを見る。入浴する。午前7時半頃に出勤する。通勤急行池袋行きの電車に乗る。二つ目の駅で座ることが出来た。志木駅で始発の各停池袋行きの電車に乗り換える。空いた席に座る。学生がいない分、混雑が緩和されている。武蔵野線北朝霞駅へ向かう。