microcosmos  4

日々の思索

本村俊弘の霞ヶ丘日記(55)


2014年(平成26年)3月10日(月)

午前5時15分頃に目覚める。トイレに立つ。ガスストーブのスイッチを入れる。再び床につく。天使祝詞を唱えながら、ウトウトしていた。午前6時20分頃の起床する。洗面をして、電気カミソリで髭を剃る。朝食の準備をする。朝食を食べながらBSで国際ニュースを見る。行方不明となっているマレーシア航空機、ウクライナ情勢、ソチパラリンピックのニュースが主だったニュースだった。職場に持っていくものの準備に手間取る。慌てて衣服を着替える。靴下を履く時間も勿体ないような慌ただしさである。午前8時少し前に出勤する。コンビニで買い物する時間がなくなった。新木場行きの電車に乗り、和光市駅で池袋行きの電車に乗り替える。車中は読書に集中した。無事に職場に着き、仕事を開始する。仕事を終えて、帰宅の途につく。外は今夕も寒い。風が吹いている。帰りの電車の中でも、読書をした。駅について、カメラのキタムラによって午後6時35分頃に帰宅した。キタムラはちょっと遠いところにあるので、早足で歩いた。帰宅後、衣服を着替え、洗面、手洗いうがい、歯磨きをした。夕食を摂りながら、午後7時からNHKニュースを見る。民放テレビで岩手県花巻市にある藤三温泉が紹介されていた。詩人の宮沢賢治もよく利用していたと説明があった。白猿の湯という底が深い鉛の湯が人気であるらしい。今夜も仮眠した後に、長編詩に取り組むつもりである。今日の郵便物の中に放送大学大学院からの入学金及び授業料などの振り込み用紙があった。












2014年(平成26年)3月9日(日)

目覚めたのは何時頃か分からない。勝手にもう5時を過ぎている時間と思い込んでいた。天使祝詞を3回唱える。起床して時計を見ると、午前2時43分だった。えっ、まだこんな時間なんだと思った。ガスストーブのスウイッチを入れ、トイレと洗面を済ませ、コーヒーメーカーで小川珈琲店の有機コーヒーを煎れる。コーヒーを飲みながらバッハの曲を流して長編詩に取り組む。午前6時45分頃に書斎から出て、朝食を食べる。午前7時からNHKニュースを見る。食後に入浴する。入浴後、教会へ行くまで横になって体を休める。午前10時頃に自転車で教会へ行く。ミサは始まっていたが、福島の3.11時の状況を伝える写真をプロジェクターで写していた。主に被害を受けたカトリック教会と信者たちの写真であった。ミサの最後に先週の水曜日が「灰の水曜日」(復活祭の46日前)であったが、その儀式に与ることが出来なかった信徒に司祭が灰を額に十字をきりながら、祈りを唱える。「信頼をもって福音を信じなさい」、と。西友とカメラのキタムラに寄って、午後12時45分頃に帰宅する。昼食を摂る。午睡する。午後5時ちょうどぐらいに目覚める。
午後6時からBSで、大河ドラマ「軍師 管兵衛(10)毛利襲来」を観る。毛利軍は英賀の浜に上陸する。御着城、英賀御堂に本陣を張る毛利軍、小寺本陣で秘策を伝える管兵衛、織田信長一向宗石山本願寺門徒軍と戦う。
午後7時からNHKニュースを見る。不明のマレーシア航空機の捜索が続いている。乗客のほとんどが中国人である。中国海軍艦艇2隻が捜索地域に向かっている。アメリカの国家運輸安全委員会ボーイング社の専門家を含めて現地へ調査員を派遣した。若田宇宙飛行士が日本人として初めて、国際宇宙ステーションの船長となった。あさってで東日本大震災から3年を迎える。各地の状況を伝えている。息子を亡くした女性のインタビューを流している。長崎市では平和公園で高校生たちが、観光客に応援メッセージをお願いしていた。宮城県名取地区では灯ろうが川に流された。大阪市長選が告示された。橋本徹氏、マック赤坂氏、藤島氏らが出馬している。北朝鮮では最高人民代議員選挙が始まる。軍属が多数出馬していて、金正恩第1書記は体制固めを急いでいると思われる。中国軍機3機が太平洋を往復した。航空自衛隊機がスクランブル発進した。
午後7時半から夕食を摂りながら、ダーウィンが来た!「激闘!ライオンVSバッファロー」を観る。午後8時半頃から長編詩を完成すべく書斎に篭もる。午後11時半に休憩するために書斎から出る。軽食を摂る。集中力を持続するために、テレビはつけない。











2014年(平成26年)3月8日(土)

何時頃に目覚めたのだろう。天使祝詞を3回唱える。ウトウトとしながらベッドで丸くなっていたが、意を決して起床する。時計を見ると午前3時43分だった。ガスストーブのスイッチを入れ、トイレと洗面を済ませて書斎に篭もる。長編詩は未だ完成していない。書斎の暖房器具(イタリア製デリンギ)をつけていたので部屋は暖かくなっている。コーヒーにミルクと蜂蜜を入れて電子レンジで温めて書斎へ持って行く。インターネットラジオのバッハ専門局でバッハの曲を流しながら、長編詩とにらめっこする。負けてなるものか。午前6時23分に書斎をでる。朝食と出勤の準備をする。午前7時からBSで朝食を摂りながら、国際ニュースを見る。言葉が 不明確ならば、道に迷うことになる。午後 5時半頃に退社する。夕食は珍しく外食した。スペイン料理のパエリアと生野菜と珈琲を注文した。午後9時頃に帰宅する。外は寒かった。郵便受けに放送大学大学院から『「研究指導」履修の手引き』と武州ガスからガス料金を通知するはがきが送られてきていた。今夜も一眠りして、長編詩に取り組むつもりである。明日はミサに与る予定。日記を書くという行為は登山家が岩壁にハーケンを打ち込む行為に似ていると思う。僕自身はそのような意識のもとに日記を書いている。ハーケンだけでなくカナピルとザイルも必要であることは勿論のことである。








2014年(平成26年)3月7日(金)

午前3時40分頃に書斎から出て、床につく。午前6時半にalarm音で目を覚ます。天使祝詞を3回唱える。午前7時58分頃に出勤する。車中、読書する。無事に職場に着き、仕事を開始する。午後5時半頃に仕事を終えて外に出る。寒い。駅近くの床屋で散髪をする。散髪後さらに寒く感じる。プラットフォームで電車を待ったが寒い。電車に乗ってもドアが開くと寒い。帰りの電車でも読書をした。少しづつであるが、気力が戻りつつある。ここ数週間、全く読書する気力がなかった。遅れを取り戻すべく、読書に力を入れたいと思う。今夜も、仮眠をとった後に長編詩を完成するために書斎に篭もる予定である。














2014年(平成26年)3月6日(木)

何時頃に目覚めたのだろう。午前6時頃かも知れないと思ったりして、目覚めてからもウトウトしていた。マリア様に天使祝詞を3回捧げて、起床する。時計を観ると午前3時12分だった。ガスストーブにスイッチを入れる。室温は19℃だった。トイレと洗面と歯磨きを済ませて、書斎の電気ストーブとバッハの曲を流す。コーヒーにミルクと蜂蜜を入れ、60℃に設定して電子レンジで暖める。長編詩に取り組む。午前6時12分に長編詩から離れ、朝食と出勤の準備に取りかかる。鏡を見ながら電気カミソリで髭を剃る。顔色など自分の顔を見ながら、健康チェックを行う。体重計に乗る。ブラインド越しに外を見ると雨はあがっていて快晴である。テレビをつけBSで国際ニュースを見る。エジプトで多数の犠牲者が出ているようだ。ウクライナ情勢を関心を持って視聴する。朝食後に朝風呂して、午前7時55分頃に出勤する。外に出ると空は晴れていたが、風が吹き空気は冷たかった。通勤電車で成増までつり革に掴まって読書をした。読書に集中して柳瀬川鉄橋で富士山を見るのを忘れた。無事に職場に着き、仕事を開始する。僕が言葉にこだわるのは、自分がいろんなものから見放された時に、最後に残るものが言葉だと思うからです。だから言葉を裏切るわけにはいきません。願望は言葉そのものに成ることです。言葉は水の性質を持ち、鉄のような強度をもち、蚕の繭のように安らぎを与える。ボブ・ディランを聞き続けて48年になる。今も僕の心の中にディランの歌が響いている。来日公演が追加されたが、日本人の熱い思いがディランにも伝わっていると思う。ディランに健康と長寿が与えられんことを願う。
午後7時からNHKニュースを見る。半からクローズアップ現代「日米関係はどこへーケネディ駐日大使に聞く」を視聴する。僕はケネディ駐日大使の発言も関心を持っていたが、それ以上にNHK会長のこともあって、国谷裕子キャスターがどんな質問をするのかに関心を持っていた。午後8時45分から、長編詩を完成すべく書斎に閉じこもる。
ウィル・バーネット (1911年/明治44年ー2012年/平成24年)作:「読書する女」(1970年/昭和45年制作)。アメリカの芸術家。初めて知る画家で、初めて観た作品なのだが、一気に好きになった。僕の中でこの画家の名は記憶に残ると思った。バーネットの作品を観て今日から、「Nulla Dies Sine Lineal」と決めた。Linea---線(英語のline)、Dies----日、時、期間、Sine---英語で言えば、without、Nulla--ない。ジェラルド・マンリー・ホプキンズ(イギリスのイエズス会士)の詩「The Leaden Echo The Golden Echo」:朗読者 リチャード・バートン














2014年(平成24年)3月5日(水)

昨夜、午後11時半頃に目覚め、洗面をして、書斎に籠もる。長編詩の統一感を出すために苦労している。言葉一つ一つを吟味しているために、思いのほか時間がかかっている。午前4時半頃に床に就く。午前7時に起床する。朝食を摂りながら、ニュースを見る。午前8時少し前に出勤する。お天気は雨。傘をさして駅へ向かう。途中の駅で始発の各停池袋行きの電車に乗り換える。長編詩は集中力を切らさないで一気に完成させたい。そうしなければ身体が持たない。雨の中を午後6時半頃に帰宅する。寒く冷たい一日であった。パルシステム埼玉から注文していた食料品などが届く。今夜も夕食後、仮眠を取った後に、長編詩を完成すべく書斎に篭もって取り組むつもりである。仮眠がそのまま朝を迎えることもあり得る。

エミール・ノルデ 作:「ひな菊と牡丹」(だいたい1930年/昭和5年の制作と思われる)












2014年(平成26年)3月4日(火)

午前5時11分に起床する。書斎に篭もって長編詩に取り組む。午後5時37分頃、帰宅の途につく。今日も風が冷たい。午後6時半頃に帰宅する。着替えを済ませてから手洗い、洗面、うがい、歯磨きをする。夕食を食べながら、午後7時からのNHKニュースを見る。ウクライナ情勢だが一触即発の危機の中にある。少し横になって休息をとってから、書斎で長編詩に取り組む。

















2014年(平成26年)3月3日(月)

言葉に祝福されし者のことを詩人という。物事がわかっているようなことを言わないこと。口を慎むこと。何もまともに分かっていないのだから。僕の悩みそのものに姿、形はないが観念的なものではない。日々、知らぬ間に更新される記憶の実体であり、苦悩から導き出された詩は解放と和解に向けての行動とも言える。また姿、形がなかった苦しみにそれらを付与したとも言える。長期の喪失感が僕の人格を崩壊させるのか、それとも人格の円環に向けての1歩になりうるものか、まだ定かではない。毎朝の目覚の祈りは不安感の縛りを解くことであり、自分を奮い立たせる内なる声なのである。勤務を終えて帰宅の途についた。外に出ると寒くて、身体が震える直前のように身構える。早く家に帰り着きたい。夕食後は長編詩を完成させるために時間を割く。
愛すべき人、ターシャ・テューダー

エミール・ノルデ 作:マレーの空の色(1940年制作)











2014年(平成26年)3月2日(日)

何時頃に目覚めたのかよくわからないが、目覚めた瞬間に天使祝詞を3回唱える。午前5時53分に起床する。部屋の電気とガスストーブのスイッチを入れる。ガスストーブに表示された室温は19℃だった。用を足してお風呂のスイッチを入れ、洗面をし歯を磨き、左手で髭の状態を確かめながら電気カミソリで剃る。爪を切ろうとして爪切りを探すが、爪切りが見つからない。その内に出てくるだろうと思い、探すのをやめた。昨日届いたオリックス電力(株)からの電気利用料金明細書を見る。2014年2月分(1月17日〜2月18日)は10,215円だった。東京電力より安くなっているように思われる。基本料金は819円、ORIX再生可能エネルギー発電促進賦課金は146円となっている。室内にある観葉植物5鉢に水をやる。朝食の準備をしながらテレビの天気予報とニュースを視聴する。今のところ国際ニュースのトップはウクライナ情勢である。ロシア軍の動きが気になるところである。午前8時15分から入浴する。午前9時頃にお風呂から上がり、下着を洗濯したものに替える。電話がかかってきて、少し長電話になってしまう。
午前10時頃に徒歩教会へ向かう。聖体祭儀は既に始まっていた。ミサ後も直ぐには帰らず、お祈りを捧げた。教会を出て、隣りにある新聞販売所でY紙を購入する。駅近くにある西友でインクジェットプリンタ用の光沢紙を買い求めて、午後12時6分頃に帰宅する。昼食をニュースを見ながら食べる。第69回琵琶湖毎日マラソンの中継を見る。川内選手の走りに注目する。午後6時からBSプレミアムで、大河ドラマ「軍師 官兵衛 (9)官兵衛試される」を観る。撫其左右、御其四旁、無借人國柄。借人國柄、則失其權。(周の太公望呂尚著「六韜」より)。午後7時からNHKニュースを見る。午後10時からEテレでクラシック音楽館、第1771回NHK交響楽団定期演奏会を視聴する。ベートーベン作曲「交響曲第7番」に耳を傾けた。指揮者はシャルル・デユトワ。

フィンセント・ファン・ゴッホ 作:花を挿した花瓶、コーヒーポット、果物(1887年/明治20年制作)ゴッホ 作:夕暮れ慕情(1890年/明治23年)













2014年(平成26年)3月1日(土)

人と出会うことは、言葉と出会うことでもある。午前4時40分頃に目覚める。午前7時53分頃に小雨模様の中を出勤する。今日も通勤電車の中で、神山睦美氏の「第1章 カタルシスとしての親和力」を読む。帰りの電車の中でも、「第1章 カタルシスとしての親和力」を精読する。僕は速読なるものを知らないし、やったこともない。読書の早さは牛歩のごとくであり、そして言葉を偶蹄目のように反芻する。プリントはいつのまにか、赤い線だらけになってしまう。午後6時半頃に帰宅する。着替えを済ませてから手洗い、うがい、洗面、鼻腔洗浄を行う。夕食はけんちんうどんと昼に残したコンビニで買った手巻きの納豆寿司。午後7時からNHKニュースを見る。眠気が来たので午後9時半頃に床につく。