microcosmos  4

日々の思索

本村俊弘の霞ヶ丘日記(48)

2013年(平成25年)12月17日(火)

午前3時に寒くて目が覚めてしまった。ガスと電気の暖房器具のスイッチを入れる。設定温度を25度にする。ブドウジュースに炭酸水を入れて喉を潤し、小粒のミカン2個を食べて午前4時に二度寝する。午前7時に目覚める。数分後に起床する。あわただしく洗面を済ませ、カレーうどんを食べて午前7時57分頃に出勤する。快晴で今朝は車窓から吸い込まれるような雪を頂いた富士山を、望むことが出来た。素晴らしい朝となり、見とれているうちに通勤の混雑が気にならなくなっていた。無事に職場につき仕事を開始する。午後9時から、「何でも鑑定団」を観る。滋賀県安土で出張鑑定で出品された、信楽焼の壺が350万円の値段がついた。鑑定士の中島誠之助氏は約500年前の作と解説していた。また滋賀県の宝だとも述べていた。人間国宝の陶芸家、近藤悠三の作品が本物と鑑定された。焼き物が好きなわたしにとってこの番組は、焼き物の勉強になる。しかし目利きになる道は遠い。目覚ましの音で、

















2013年(平成25年)12月16日(月)

今朝のY紙朝刊の書評欄には目をひく書籍が複数あった。1.「遠い鏡」(A DISTANT MIRROR) バーバラ・W・タックマン著 (徳永守儀訳・朝日出版社・4800円)。書評者はユーラシア史家の杉山正明氏で、内容は黒死病が蔓延した暗黒の中世ヨーロッパである。黒死病が広まったのはクリミアのカッファ(現在のフェオドシア)に入港していたジェノヴァの船に投げ込まれたリス科動物タルバガンの死肉が原因だった。千ページを越える大作で杉山氏は「ため息が出るようなとてつもない筆力と構想力」のある本と紹介している。2.「異端の統計学シャロン・バーチェ・マグレイン著(冨永星訳・草思社刊・2400円)。書評者の中島隆信氏は、「本書は、ベイズ統計学が頻度主義に基づく正統派統計学からの度重なる迫害に耐え、しぶとく生き残っていく様をドラマチックに描いていく」と書き記している。 3.「アララト山 方舟伝説と僕」  4.「そして最後にヒトが残った」芸術家は何の取引もしない、自由のために、恐れることは二つ、孤独の極みと想像力の枯渇である。空腹と寒さを身に感じながら、午後6時45分頃に帰宅する。午後7時からNHKニュースを観る。午後8時5分からBSプレミアムで、ワイルドライフ「珍獣の島 マダガスカル 子を守れ!ワオキツネザルの母は戦う」を観る。ワオキツネザルの群れは母系社会である。敵対する群れの戦いはメス同士が子どもを抱きかかえたまま行い、オスは何もせず見ているだけである。なぜオスは戦わずみているだけなのか、それはオスが違う群れを自由に往来出来るためである。テレビでは京都大学の研究者が解説を行っていた。群れの血の繋がっていないメス同士が助け合って子育てしている姿が映し出されていた。初産のメスはお乳が出ず、生まれてきた子どもに何を何していいかわからない状態で、6回出産経験のある今も子育てしているメスが子育ての経験の無いメスの子どもを預かってお乳をあたえていた。経験の無いメスはそばで見ていた。出産してから5日目にお乳が出るようになって自分の子どもを引き取った。ワオキツネザル代謝機能は低いので体温が上がるまで時間が掛かる。両手を広げて太陽を浴びて体温の上昇を図る。タマリンドの実が好物である。ワオキツネザルの天敵は、マダガスカルボアという大蛇、マダガスカルジャコウネコなどである。主に子どもが狙われる。
























2013年(平成25年)12月15日(日)

午前6時40分頃に起床する。ブラインド越しに外の様子を見ると、今日も快晴である。洗面を済ませ、入浴の準備をする。体重計に乗る。午前7時からNHKニュースを見る。朝風呂して身を清潔にして、午前9時45分頃に自転車でミサに与るために教会へ向かう。典礼待降節を迎え、降誕祭に向けて心の準備をする期間である。ミサ後に告解をした。自分の犯した罪を洗いざらい司祭に述べて、許しの秘蹟を受けた。司祭に述べるまでに、心の葛藤があった。午後7時からNHKニュースを見る。南アフリカの元大統領ネルソン・マンデラ氏は故郷の東ケープ州クヌに埋葬された。九州大学大学院の清原教授グループは日本における認知症患者を統計学を駆使して試算した結果、約550万人にのぼると発表した。驚くべき数字である。安部首相はベトナムラオスミャンマーカンボジアの指導者と会談した。見てて思ったことはカンボジアのフン・セン首相は心なしか一歩引いているように見えたことである。カーリング女子は中国に1点差で負けた。オリンピック出場は厳しくなってきた。午後7時半から、ダーウィンが来た!「皇帝ペンギン 世界一過酷な南極の子育て」を見る。動物たちの生きようとする生命力に感動する。群れでなければ生きていけない、個の力と集団の力で、過酷な環境をものともしない生き方を貫く皇帝ペンギンたち。午後8時から今夜、最終回を向かえた大河ドラマ「八重の桜:いつの日も花は咲く」を見る。八重は日清戦争から3ヶ月の広島の病院で、清国の負傷兵の看病に当たっている。和敬清寂。午後9時15分からNHKスペシャル「和食 千年の味のミステリー」を観る。日本麹黴の学名はアスペルギルス・オリゼという。このオリゼが和食に欠かせないものである。カビの種類は全世界で数億種類にも及ぶ。その中で日本麹黴は日本にしかいないカビである。京都にこの日本麹黴を販売しているお店がある。種こうじ屋である。世界最古のバイオビジネスと言われている。この商売は鎌倉時代から始まったそうだ。蒸し米の表面で黴を育て、販売できるように黴の種を作るのが種こうじ屋のしごとである。和食に欠かせない醤油は日本麹黴の働きによって成り立つ。日本麹黴はデンプン質を糖分に変える働きをしていて、その早さは群を抜いている。数年も寝かせた昆布は6種類の物質が絡み合って、「こくみ」を出している。椿の若枝を燃やし、灰にする。ご飯にその灰を振り掛ける。灰を振り掛けないご飯の表面はどす黒い黴に被われるが。木灰を振るかけたご飯の表面には日本麹黴だけがびっしり被う。それは木灰がアルカリ性だからである。アルカリ性に生える黴が日本麹黴なのである。木灰には殺菌作用がある。アスペルギルス・フラブスという黴はアスペルギルス・オリゼ(日本麹黴)と遺伝子はほとんど同じなのだが、唯一違うのはアフラトキシンという毒素を出すことである。毒素は自分の身を守る為にだすと考えられている。黴の研究者によれば、日本麹黴は日本人が知恵を尽くしてアスペルギルス・フラブスから有用なものに人の力を介して作り出した黴であると述べている。千年の時を経て今も私たち日本人の味覚を、繊細なものにしている日本麹黴(アスペルギルス・オリゼ)の世界を知ることが出来た。

パウル・クレー 作:「ドクター」(1930年/昭和5年制作)キルギスのテキスタイル































2013年(平成25年)12月14日(土)

午前5時半頃に目覚め、即座に起床する。お風呂を沸かし、朝食の準備をする。ブラインドを少し傾けて外の様子を確かめる。今日も晴天である。朝食を食べ、その後入浴する。体重計に乗る。テレビをつけ国際ニュースを見る。北朝鮮問題を注視する。午前7時58分頃に出勤する。通勤電車は土曜日なので、混雑してはいなかった。横浜元町・中華街行きの電車に乗り、途中の駅で準急池袋行きに乗り換えた。車中で読書する。無事に職場につき仕事を開始する。わ、地震だ、揺れている。めまいのような揺れ。(午後1時6分)午後2時半頃に帰宅する。午後3時半からBS朝日で、悠久の中国世界遺産大足石刻(だいそくせっこく) 重慶」を観る。6万体にものぼる石像は圧巻である。一人の僧侶が修業後に故郷の大足に戻り、仏教を広めるために石像を作った。僧侶に賛同する人々が加勢した。石像は百花繚乱の天国と、おどろおどろしい地獄の世界を想像力豊かに表現している。午後6時頃からヒストリーチャンネルの番組「特集:裏社会 プロの詐欺師が教える<騙しの手口>」を見る。ポイントはいかに詐欺師が、騙す相手に信用させるかである。名刺詐欺とナイジェリア詐欺の手口を実演してみせていた。午後7時からNHKニュースを見た後、Eテレの番組 地球ドラマチック「人気シェフが行く 英国ウエールズ ”ふるさとの味”」を見る。1.ラム肉の香草焼きミント・レモン・オリーブオイル・塩・胡椒・ラム肉>※イエメン料理を参考にした。 2.ロブスター料理(レモン・バター・) 3.野菜サラダ。浜辺で料理して、近くの住民に味わってもらっていた。午後10時からドキュメンタリーWAVE「崩壊都市デトロイトで生きる」(再放送)を観る。もう行政を頼ることが出来ない都市デトロイト。厳しい状況に追い込まれた市民。公共バスが来ない。足を奪われた市民は身動きがとれない。市民がたちあげた無料の公共バスが紹介されている。簡易書留で、放送大学大学院 文化科学研究科 修士課程の合格通知書が届く。来年4月より2年をかけて、新たな課題に取り組むことになった。課題は「芸術とは何か」である。ここ2年間、放送大学大学院の修士選科生として必要な単位は取れている。4月からは修士論文のみに集中して取り組む。

























2013年(平成25年)12月13日(金)

疲れて寒気がしてきたので、早く寝ることにする。明日も仕事である。患者さんにベストに近い状態で治療にあたりたいと思う。




















2013年(平成25年)12月12日(木)

午前3時50分頃に小用で目覚める。二度寝して午前6時45分頃に起床する。朝風呂してから、朝食の野菜入りのうどんを食べる。午前7時57分頃に出勤する。車窓からはっきりとした雪をいただいた富士山を観ることが出来た。途中駅で始発の各停池袋行きの電車に乗り換えて、職場に向かった。座席に座って読書する事が出来た。無事に職場に着き、業務を開始する。半日の仕事を終えて午後2時半頃に、帰宅する。書類を調えて近くの出張所へ出向き、旅券申請書を提出した。受理されたので1週間後に発効され、受け取ることができることになった。午後11時からBS日テレの番組「世界・神秘の道をゆく:インカ・マチュピチュの大地」を観る。




























2013年(平成25年)12月11日(水)

午後6時45分頃に帰宅する。午後7時からNHKニュースを見る。イギリスのキャメロン首相の提案でロンドンで始まった、初の認知症サミットに関するニュースを注視する。
午後7時半からクローズアップ現代「トラウマ治療 最前線からの報告」を観る。アメリカ精神医学会(1921年/大正10年設立)は今年の5月に、トラウマに関する診断マニュアルを19年ぶりに改訂した。原因不明の体の変調がトラウマと深い関わりがあることが明らかになってきた。認知行動療法によってトラウマをいやしていく。トラウマに悩まされる人の右脳は興奮しすぎていて、逆に左脳は働きが悪くなっている。17歳の時に父親が突然、彼女がかわいがっていた飼い猫を捨てたことを、認知行動療法で思い出した女性。彼女は捨てられたネコに対して何もできなかったことで自分を責め続けていた。自分は悪くないと認識することで、トラウマの症状が改善される方向に向かった。解説は浜松医科大学特任教授の杉山登志觔教授。次に子どものトラウマに関する問題に移った。アメリカのネブラスカ州での取り組みが紹介された。日本では治療費用がかさむことが頭痛の種だが、ネブラスカ州では無料とのことであった。早期発見・早期治療することで医療経済学の観点からも推奨される。問題を抱えたまま大人にになると、最悪の場合犯罪者になったり、治療が複雑になり癒やすことが困難になったりする。また医療費がかさむことも考えなければならない。医療費も無尽蔵とはいかない。継続性が必要な治療においては避けて通れない問題である。日本のEMDR(Eye Movement Desensitization and Reprocessing:眼球運動による脱感作と再処理法)は、まだまだ不十分と杉山教授は述べていた。午後8時からEテレの番組:ハートネットTV 被災地の福祉はいま「地域を診るー石巻・ある医師の挑戦」を観る。被災地の在宅医療の現実を知る。医療と福祉の協力が欠かせない。あいするひとよ、おやすみなさい。ほしぼしに みまもられながら かれくさの ねどこで うちゅうの ゆめを みます。























2013年(平成25年)12月10日(火)

歯科医院によって、午後7時に帰宅する。午後11時からBS日テレの番組「ネパール・ポカラ ヒマラヤを望む湖の町」を観る。ポカラの人口は約20万人。ポカラ全体を見渡せるところにある日蓮宗日本山妙法寺からの眺め目は絶景である。マチャプチャレ(6993m)、7000m級のアンナプルナ連峰が眼前に広がっている。



























2013年(平成25年)12月9日(月)

午前零時40分頃からBSプレミアムで、イギリスの音楽祭である「プロムス2013 ラスト・ナイト・コンサート」を視聴する。午前6時45分頃に目覚める。午前7時57分頃に出勤する。車中で読書をする。無事に職場に着き、業務を開始する。天候は曇り。午後7時半から、クローズアップ現代「虹の国を目指した男 ネルソン・マンデラ氏の遺言」を観る。人種差別の中からマンデラ氏の「虹の思想」は生まれた。自伝:「自由への苦しい道のり」。マンデラ氏は自由を求めたために逮捕され、ロベン島へ収監され、27年間も続く獄中生活がこの小さな島で始まった。午後10時から、プロフェッショナル 仕事の流儀「パリの新風 ひと針の美学 テーラー 鈴木健次郎」を観る。裁断、アイロン、クサン、鋏、針、メジャー、鉛筆、型紙、消しゴム、仮縫い、第1ボタンの位置(依頼主の弁護士はおなかが出ている)、定規、人世を共に生きる服、27歳でパリに渡る、苦悩に満ちたどん底のパリ生活、職人のワザを目で盗む、フランセスコ ・スマルトにカッターとして働く(通った専門学校長ヴォークレール氏の力添えによる)、50年前にはやったトラベルジャケット、大物弁護士の依頼が悪夢の5日間の始まり。午後11時40分頃からEテレの番組、サイエンスZERO「膜が病原菌を撃退!」を観る。今年のノーベル医学・生理学賞が細胞内の物質輸送を解明したことにあたえられた。キーワードは「膜の働き」である。
















2013年(平成25年)12月8日(日)午

前7時45分頃に目覚める。寒気は治まっている。朝食を済ませ、朝風呂して、ミサに与る為に自転車で教会へ向かう。午前11時半に帰宅する。正午からNHKニュースを見る。午後2時からNHKアーカイブ、「ETV特集司馬遼太郎の遺産 第1回 歴史からの遺産」を観る。観ながら司馬遼太郎だったら特定秘密保護法の成立に、どのような意見を持つだろうかと思い巡らした。午後6時5分から大河ドラマ「八重の桜:死しても伝える覚馬の遺言」を観る。午後7時半から、ダーウィンが来た!「氷海の申し子 シロイルカ」を観る。シロイルカは脱皮する哺乳動物である。脱皮する時になったらシロイルカは数千頭も集まる。シロイルカの天敵はシロクマである。撮影橋はカナダ、ハドソン湾に注ぐチャーチル川河口である。現在、山手線の内回り・外回りと京浜東北線前線が不通となっている。何がおきたのだろう。午後9時からNHKスペシャル「真珠湾攻撃の謎」(1.知られざる国際情報戦 2.日本はなぜアメリカと戦ったのか?新資料は語る 3.日米英ソのスパイ戦) を観る。新資料はどういうものか気になるところである。午後10時からディスカバリーチャンネルで、「地球 46億年 (1) 生命誕生」を観る。アメリカの番組なので、解説する学者たちはアメリカ人である。


























2013年(平成25年)12月7日(土)

午前5時50分に起床。お風呂と朝食の準備をする。テレビをつけ各国の放送局が伝えるニュースを流す「ワールドwaveモーニング」を聞く。ネルソン・マンデラ死去のニュースを各国の放送局が伝えていた。1週間の仕事を終えて、午後6時40分頃に帰宅する。いつもより寒く感じる。風邪の徴候カモ知れない。午後7時半からグランプリファイナル、フィギュアスケート女子フリーの演技を観る。浅田真央選手が優勝した。並々ならぬ努力が実ったものとなった。拍手を送りたい。寒気がするので、午後10時に寝ることにする。
























2013年(平成25年)12月6日(金)

午前零時20分頃に床につく。今日はミニ大掃除をやり疲れた。午前6時5分頃に目覚め、しばらくしてから起床する。洗面とひげ剃りをしてから、朝風呂の準備をする。テレビをつけ、国際ニュース(world wave morning)を聞きながら動く。自由への道は茨の道。午後7時からNHKニュースを見る。今夜も特定秘密保護法案の動きが気になる。こんな日数の議論でこんな大事な法律がせいりつするのだろうか。国民は置いてけぼりである。午後7時半から特報首都圏「母親クライシス あなたの愛が重たい」を観る。娘は母親の愛情を重く感じ始める。それがいつのまのか娘は母親を拒否するようになる。母と娘の間に大きな溝ができる。このような母と娘の否定的な関係生を持つ親子がふえているそうだ。午後8時からフィギュアスケート、グランプリファイナル福岡を見始める。午後10時15分に床につく。あしたも丸一日仕事である。



























2013年(平成25年)12月5日(木)

午前0時半にバッハの曲を聴きながら床につく。遠い記憶は光となってわたしを照らす。「文体は人なり」(ジョルジュ=ルイ・ルクレール・ド・ビュフォン:1707ー1788*フランスの博物学者・植物学者・数学者)。午後2時45分頃に仕事を終えて帰宅する。住居とするマンションにおいて東京電力からオリックス電力へと鞍替えするために、工事が入る日である。在宅する必要があった。午後7時からNHKニュースを見る。今日も特定秘密保護法案の動きに関心を寄せる。巨大与党を生み出したのは日本人自身である。国民が落とし穴に落ちなければいいのだが、心配はつきない。午後7時半からクローズアップ現代「i P S 研究ー山中教授に聞く実用化への道」を観る。有り難い内容である。聞き逃すまい。午後9時からBSジャパンで、ガイアの夜明け「世界を救うー町工場の医療技術」を観る。がんを切り取る極小ハサミを日本の町工場が作っている。極小ハサミを持って日本人の外科医がブラジルに渡る。肥満体型のブラジル人女性の直腸ガンを、内視鏡の先端に極小ハサミを取り付けて切除していく。





















2013年(平成25年)12月4日(水)

昨夜の午後9時頃に就寝し、午前3時に目覚めて起床する。トイレと洗面をすませて、加湿空気清浄機に水を補充する。手の甲の小指基節骨付近にあかぎれが出来て痛いので、ハンドクリームをすり込む。書斎でインターネットラジオでバッハ専門局を選択してバッハの音楽をBGMにして、溜まった書類書きをする。朝食後、朝風呂して午前7時50分頃に出勤する。晴天。仕事を終えて午後6時半頃に帰宅する。パルシステムで配達された食料品などを冷蔵庫などに収納する。午後7時からNHKニュースを見る。秘密保護法案の成り行きを注視する。午後7時24分から国際宇宙ステーションから生中継で、日本の夜景が映し出されている。瀬戸内海などに浮かぶ漁船の漁り火が鮮やかに浮かび上がっている。感動的な日本の夜景である。撮影は若田宇宙飛行士である。7時半から生中継が続けて行われる。午後7時半からNHKスペシャル「宇宙生中継 彗星爆発 太陽系の謎」を観る。興味津々である。わくわくしてくる。驚きこそ生きる喜び。宇宙に光り有り。午後9時半頃からBSプレミアムで、ザ・プロファイラー「人世にYESと言いなさいーレ二・絶賛と非難の101歳」を観る。ドイツの映画監督、写真家レ二・リーフェンシュタールの生き様をあらわにする内容だった。考えさせられることがあった。午後10時から歴史秘話ヒストリア「英雄を記録した男 太田牛一(オオタ ギュウイチ)」を観る。織田信長の行動と発言を記録した側近の太田牛一に関する内容である。太田牛一はメモ魔であったと想像される。

























2013年(平成25年)12月3日(火)

午前零時半頃に目覚めてしまう。また眠くなるまでインターネットラジオでバッハの音楽をBGMにして読書する。カヤネズミは準絶滅危惧種に指定されている。朝風呂して、午前8時2分に出勤する。久しぶりに駅前からプラットフォームまで走った。内臓が燃えているような感覚を味わう。息が荒く、読書は出来なかった。無事に職場に着き、業務を開始する。

























2013年(平成25年)12月2日(月)

午前4時頃に就寝、午前7時12分に起床、同53分に出勤。通勤電車の中で読書。今朝は雲で富士山を観ることは出来なかった。無事に職場に着き、業務を開始する。午後7時半からクローズアップ現代「新発見!華麗 古代馬具、日韓の歴史を探る」を観る。古代の日韓交流史が書き換えられようとしている。興味深い内容である。午後8時からBSプレミアムで、ワイルドライフ「アネハヅル 驚異のヒマラヤ越え」を観る。鳥の呼吸システムに気嚢(きのう)があるために空気が薄い高高度の飛行が可能となっている。もう一つはアネハヅルのヘモグロビンの機能の効率性とアネハヅルのスリムな体型がヒマラヤ越えを可能としていると考えられている。越冬経験のないアネハヅルの若鶏の飛行には感動させられた。



























2013年(平成25年)12月1日(日)

午後6時10分から大河ドラマ「八重の桜(48回):グッバイ、また会わん」を観る。午後7時からNHKニュースを見る。天皇陛下のインド訪問に注目した。午後7時半から、ダーウィンが来た!「インド 珍獣ナマケグマ」を観る。ナマケグマのことを初めて知る。ナマケグマの英語表記はSloth Bear。午後8時からEテレの番組、日曜美術館「生々流転する風景を描けー風景画の巨匠 ウイリアムターナー」を観る。ウイリアムターナー 作:「難破船」(1805年制作)

イスラム建築の美(イラン : シラスのモスク)























2013年(平成25年)11月30日(土)

午前1時頃から午前3時まで読書する。就寝。太陽に寄って砕けたアイソン彗星。午前6時10分頃に起床。午前7時53時に出勤。外は寒冷で、晴天。仕事を終えてサイゼリアでパエリヤを食べて、午後4時頃に帰宅する。ホッとする感覚の土曜日の午後が一番良い。午後9時からヒストリーチャンネルで、「特集 :自衛隊 よくわかる!海上自衛隊海上防衛と護衛艦の役割」を観る。自衛隊の知識が全くといっていいほど無いわたしにとっては、助かる内容である。中国との軋轢がます現況にあって、知らないよりは知っていた方がいいように思われた。潜水艦・哨戒ヘリコプター搭載(10機)護衛艦「ひゅうが」、イージス艦、汎用護衛艦「はつゆき型」・「あさぎり型」・「むらさめ型」(哨戒ヘリコプター搭載):ガスタービンエンジン・「たかなみ型」・最新鋭護衛艦「あきずき型」・沿岸部護衛艦「あぶくま型」等が紹介されていた。午後10時から書斎で、アフリカに関する本を読む。


























2013年(平成25年)11月29日(金)

午前1時15分頃、下から突き上げるような地震がありました。深夜の地震は特に恐怖感が強くなる。午前零時からBS世界のドキュメンタリー「影の男ーマイケル・ジャクソンが認めた振り付け師」を観る。マイケル・ジャクソンの踊りがどのようにしてできたかがわかってきた。わたしは現実の縁に生きている。今は雷鳴轟く嵐の時。詩は最終列車がいってしまった線路に、魂の痕跡のようにたたずむ。雷鳴は雪を呼び込み、わたしの頭と肩に降り積む。わたしが息を引き取るときに唱える天使祝詞のように。
























2013年(平成25年)11月28日(木)

午前3時、目覚めてしまう。インターネットラジオのtuneinで、クラシック音楽専門局のオッターヴァを聴く。出勤したのはいいが、定期券を忘れていた。取りに戻る。自分にイライラするが、平常心を装う。午後9時からBS JAPANで「ガイアの夜明けー土木現場で働く女性、ドボジョがなぜ急増」を観る。大成建設で働く女性が紹介されている。午後11時からBS日テレで、「世界・神秘の道をゆくーインド・神仏の道を行く」を観る。ラダックのチベット仏教寺院から撮影が始まる。制作と撮影はフランスである。タグラン峠越えは難所である。チベット遊牧民マニ車の音が聞こえる。羊の餌がない薪がないと、冬を迎えるにあたって苦しさを遊牧民の家族は訴える。

ポール・デルヴォー(1897年/明治30年ー1994年/平成6年):「黄昏の汽車」(1957年/昭和32年制作)

























2013年(平成25年)11月26日(火)

午前4時に目覚める。トイレと洗面を済ませて、4時半から書斎で読書する。赤い靴下を履き、足元に電気ストーブを置く。午前7時48分頃に出勤する。駅に着くまで、天使祝詞を唱えながら歩いた。今日一日の無事を祈願した。早朝からの集中力を切らさないで、通勤電車の中でも読書した。ページが進んだ。無事に職場に着き、仕事を開始する。午後6時半頃に仕事を終えて最寄りの駅に着いた。朝、祈願したことが叶ったことに対して感謝を込めて、天使祝詞を1回気持ちをこめて唱えた。足下ではケヤキの葉が踏みしだかれて、乾いた音をたてていた。わたしが祈るときは、生の不安が関知されたときでもある。家に着くまで、こ数日続いている。内なる声がハイデッガーの言葉を再び呼び起こした。「ヒトはただ一人、自分で自分の死を死ぬより他に道がない」(ハイデッガー)

ベルナール・ビュッフェ (1928年/昭和3年ー1999年/平成11年) 作:「自画像」(1949年/昭和24年制作)


























2013年(平成25年)11月25日(月)

昨夜は午後10時に就寝。そして午前3時頃に目覚める。トイレと洗面を済ませ、主にヨーロッパと関わるアフリカの歴史と文化についての本を読む。ギリシャ・ローマ時代の北アフリカから書き始められている。曇天の中を出勤する。連休明けで今ひとつ調子は上がらない。無事に職場に着き、仕事を開始する。午後7時半からクローズアップ現代「食べられるのに廃棄!食品ロスを減らせ」を観る。耳の痛い話題である。一人一人の意識改革がなければ、食品ロスを減らすことはできないように思う。午後8時からBS-TBSで「鉄道紀行ールーマニア ドラキュラの故郷を訪ねて」を観る。ルーマニアの教会建築がいくつも紹介されていたのが有り難い。トランシルヴァニアで暮らす日本人女性が紹介されていた。彼女はトランシルヴァニア地方の刺繍を紹介する本を出版していた。午後10時から、プロフェッショナル 仕事の流儀「アイデアで暮らしを変える!!世界が注目 日本人デザイナー」を観る。世界はデザインで成り立っている。午後11時に床につく。外は嵐。

アンリ・マチス:「パンジー」(1903年/明治36年制作)

パウル・クレー 作:「夢」(1929年/昭和4年)























2013年(平成25年)11月24日(日)

午後8時から大河ドラマ「八重の桜: (47回)残された時間」を観る。綾瀬はるか(新島八重)の涙に胸が熱くなる。























2013年(平成25年)11月23日(土)

朝の光がが部屋に入り込んで、おしゃべりしているような時間に浸っている。外を見ると青い空が両腕を広げて、全ての人を抱きかかえてくれるような開放感を表している。午後6時15分頃からTBSの報道特集「赤ちゃん養子縁組」を観る。養子縁組のやり方として名古屋方式があり、乳幼児の虐待が増加している今、見直されているそうだ。日本では欧米に比べて養子縁組は少なく、施設で暮らす子どもたちは4万人を超えている。午後8時からアニマルプラネットの番組「侵入生物の脅威:ヒアリ」を観る。ヒアリに噛まれると火に焼けたような痛みを感じるために、この名前がついた。ヒアリの原産地は南米アマゾンの南部である。そこから全世界へ侵入し続けている。オスのヒアリの遺伝子はメスの半分しかない。ヒアリは自分たちの体を連結させて水面に浮かぶ筏を作り新たな生息環境を求めるが、水の犠牲になるのはオスである。ヒアリの環境適応鵜能力は抜群である。コロニーの寿命は7〜8年である。ヒアリは体は小さいが在来種の大きなアリをものともしないで、責め立てる。そして毒針をさしてとどめを刺す。ヒアリの毒はアルカロイド系の毒液である。午後10時15分頃からEテレの番組「Switchインタビュー 達人達 内田 樹×観世清和」を視聴する。能の理解に役立つ内容である。

エドワード・ホッパー(1882年/明治15年ー1967年/昭和42年):アメリカの画家。「コッド岬の朝」(1950年/昭和25年制作)





























2013年(平成25年)11月22日(金)

午後10時半頃から、物理学者で原爆開発の責任者であったオッペンハイマーに関する本を午前零時半まで読む。歯を磨き、口腔を清潔にして、午前1時に床につく。今夜も途中で目が覚めるかもしれない。無事に職場に着き、ヤクルト1本を飲んで仕事を始める。午後8時からBSで、「ドロミテ哲人レース!」を観る。標高2000メートルを走る(run)・飛ぶ(paraglider)・漕ぐ(canoe)・漕ぐ(bicycle)の4種目で競う鉄人レースである。チーム絆Japan(4人)は初めてレースに参加した。

オシップ・ザッキン 作:ベラルーシ出身の彫刻家・画家





























2013年(平成25年)11月21日(木)

夜中の午前2時に目が覚め、眠くなった午前4時まで読書する。午前7時5分頃に起床する。無事に職場に着き、仕事を開始する。午後8時からBS朝日の番組「熊野古道から神々の森へ 知の巨人・南方熊楠の足跡を追って」を観る。熊野古道世界遺産に登録されている古道で、紀伊山地の三大霊場に導く巡礼路である。明治政府は神社合祀令を発布して、強制的に日本各地の神社が廃止及び合併された。それにともなって鎮守の森は伐採され、自然は破壊された。明治政府の神社合祀令に対して、真っ向から反対したのが和歌山出身で博物学者 ・民俗学者生物学者南方熊楠であった。南方は鎮守の森を「エコロギー」(Okologie/ドイツ語)所謂、生態系という概念をもって論陣を張り明治政府と対峙した。南方の努力でいくつかの鎮守の森は守られたのであった。番組では南方が昭和天皇にご進講した原生林の島、神島(かしま)を紹介していた。他には南方が研究した粘菌の不思議な生態を取り上げていた。南方熊楠は大酒飲みだったらしい。