microcosmos  4

日々の思索

本村俊弘の霞ヶ丘日記(43)

2013年8月31日(土)

午前5時25分頃に起床。6時に散歩にでる。7時20分頃に帰宅して朝食を摂りながら、シリア攻撃に関する国際ニュースを見る。
この暑さは何なんだ。今日は特に厳しい。
午後2時半の体重は52.30kg。地球温暖化は今なお進行している。止まる気配はない。世界各地で起きている異常気象はそれを物語っているのだろう。エネルギー開発としてシェールガスメタンハイドレートに注目が集まっているが、これらを地下から掘り起こすことに大きな危惧を感じている。この二つに手を着けることは、地球温暖化に拍車をかけることになると考えるからである。
















2013年8月30日(金)

昨日知ったことは、古生代カンブリア紀中期(約5億500万年前)の海に生息していた、体調4cmほどの頭索動物に属するピカイアという生き物の存在であった。ピカイアはスティーブン・j・グールド著「ワンダフル・ライフ」という本の中で、脊椎動物の祖先と紹介されているそうだ。ピカイアは原始的な目を持ち、太陽光を感知していたと、考えられている。昨日の午後4時時点の体重は52.55kg。
今朝の読売新聞朝刊に掲載されている藤井貞和氏の「谷川健一さんを悼む」を読む。記事の中で谷川氏の言葉を紹介しているが、印象に残ったので書き留めておく。「結論よりも、関心の持続」。午前4時15分頃に目覚める。午前5時半から1時間ほど散歩する。

















2013年8月27日(火)

日本人が集まりコミュニティーを形成すると、いつの間にか村落共同体的なものになっていることを経験する。石鹸で洗っても、皮膚の色が変わらないのと同じようなことかもしれない。昨夜から雨が降り出していたが、深夜になって肌寒く感じられて、ベランダ側のガラス戸を全部閉めた。エアコンの要らない夜が続いている。午前4時15分頃、52.45kg。自分の感覚を大切にして生きるのであれば、生活の形と切り離して考えることは出来ないと思っている。贅沢をせず、慎ましい生活を送ることを基本としたい。大海原を漂流して、残り少ない水のその一滴の貴重さがわかる人間でありたいと願う。主義主張よりも生活から導き出されてくる感覚と感性の働きに期待している。午後10時半時点の体重は53.3kg。
















2013年8月26日(月)

午前1時、体重52.45kg。午前5時40分頃に起床。トイレを済ませ、入浴する。体重は51.85kg。ワールドwaveモーニングを見ながら、朝食の準備をする。外を窓越しにみると、天候は晴れのようである。わたしは自分の思考の立脚点を何々主義、何何イズムというideologyに求めようとしたことは、一度もない。自己の感性、感覚を手掛かりにしてやってきたが、これからもささやかではあるが自己の思索を、感覚を純粋にして深めていきたいと思う。


















2013年8月25日(日)

シリアでの生物化学兵器使用が国際的に大きな問題となっているが、アメリカに問いたいのは、生物化学兵器が非人道的な兵器で使用は許されないと主張するのであれば、広島・長崎に投下した原子爆弾はどうして許されるのかということです。アメリカにとって人類を破滅に導く原爆を最初に使用したことは、アメリカの主張がいかに理不尽で、いい加減なものであるか、そしてその主張を弱めていることは明らかである。アメリカは原爆投下について正当性を主張する今までのやり方ではなく、人類史的な観点にたって原子爆弾と向き合うことが必要だと思う。
「わたしには家族がいません。愛をもとめて、いきてきました。孤独のどん底にあって、わたしを支えてくれたのは音楽でした。」ファツマ(マリ出身のフランスの歌手)の言葉が気になったので、書き記しておく。
午前7時半頃に起床する。しとしとと降る雨の日曜日。朝食前の体重は51.00kg。空腹を覚える。朝食の準備をする。今日は体調がおもわしくなく、外出を控えた。1時間半ほど睡眠をとり、楽になってきた。遅い昼食を摂る。食事前に計るとと、51.45kgだった。
今日、寝床で身体を休めている間、「出会い」という言葉に引っかかった。わたしはこれまで多くの人に出会ってきた。しかし振り返ってみると、誰とも出会って来なかったのではないか、という思いにとりつかれた。愕然とするものが、身体に走った。真に出会いがなされてこなかった人生を振り返ることは、怖ろしいことだ。もうこの歳になって、諸々のことを取り戻すことはかなわない。その怖ろしさをもたらした原因は自分の傲慢さにあり、自己中心的な考えと行動にあり、そして短気という性格にあったと思う。人との出会いによって多くのものがもたらされたにもかかわらず、それに見合うぶんのお返しは出来ていない。
わたしは与えられた時の中で自分の命を吹き込み、夕闇の静寂の極みに咲くバラの花のような詩を書きたい。
夕食を取りながら、大河ドラマ「八重の桜」を観る。テレビドラマ「半沢直樹」を観る。



















2013年8月24日(土)

目覚めれば、肌寒く感じるほどの午前2時半。身を計ると51.95kg。6時45分頃に起床。朝食前の体重は51.00kg丁度だった。朝食にとった野菜はキャベツ、ベリーフ、オニオンスライス、トマト、大葉、カボチャ、他に木綿豆腐と島原そうめん、デザートに西瓜を食べる。完食。エアコンを使わない生活をしている者にとって、この数日間の涼しい気候は大助かりである。午後10時、51.90kg。





















2013年8月23日(金)

午前6時15分頃に起床する。洗面を済ませ、体重を量る。51.15kg、内臓脂肪レベル:4、体脂肪率:19.0、骨格筋率:36.2。テレビをつけ、ワールドwaveモーニングを視聴しながら、朝食の準備をする。世界は日々休みなく刻印を押すように、人の感情など振り向きもせず歴史を刻んでゆく。
「見島牛」という牛が日本の固有種でありながら、名前もその存在さえも知らなかったとは、見島牛にごめんなさいと謝りたい気持ちになった。東京農業大学生物資源ゲノム解析センターは山口県萩市見島で飼育されている国の天然記念物の見島牛のゲノムを解析した。その結果日本の固有種であることが分かったそうである。長崎教会群の世界遺産登録に向けての文化審議会に対して物申したいことは、宗派という枠組みでとらえるのではなく、残酷非道な迫害を受けながらも、信仰を守り抜いた日本人としての高貴さを評価してほしいの一言である。


















2013年8月22日(木)

午前6時04分に目覚め、起床する。朝食前、51.50。洗面を済ませ、朝食の準備をする。

















2013年8月21日(水)

午前1時55分、体重を量る。51.95kg。芸術に近づき、味わい、理解する。感動する者に対して、美はcosmopolitanとしての生き方に目覚めさせる。夕食前に体重を量る。51.60kg。


















2013年8月20日(火)

午前零時、51.55kg。ベランダから仰ぎ見る月は、十三夜。細るものと満ちるものが、見つめあう。午前6時頃に起床。トイレと洗面を済ませて、クラシック倶楽部で「ミロッシュ ギター・リサイタル」を視聴する。ミロッシュという名前が気になる。Lithuania出身だろうか。護岸工事は自然の驚異の前では、公園の砂場のようなものである。














2013年8月19日(月)

朝食前、お手洗いをすませてから体重を量ると、50.95kgだった。シャワーを浴びた後、Omronの体重計にのる。51.45kg、体脂肪率:16.6%、、内臓脂肪レベル:4、BMI:19.1、基礎代謝:1343kcal、骨格筋率:38.6%。そっとしてあげることも、必要なことです。日本人は概して気配りがあって、親切だから。


























2013年8月18日(日)

午前6時04分に起床。洗面を済ませて、体重計にのる。51.35kg(BMI:19.1)。外を見ると快晴で、今日も暑くなりそうである。今日もやらなければならないことがたくさんある。一つ一つ片付けてやるしかない。午前9時13分、ミサに行く準備をする。暑さが気になる。ミネラルウオーターを持参する。ミサの最中に「生き直す」という言葉が訪れる。日々、行き直すことが求められているように思った。それはまた、行き直すことが出来るということも知らせているのだと、聖歌を歌いながら認識された。日が陰ってベランダに出てみる。日中とは違って風が心地よく、感じられる。一日の時の流れにあって、日中の暑さに対して許しを請うような風に、身をさらす。風は連なって夜のとばりのほうに、走っていった。午後8時から、大河ドラマ「八重の桜〈第33回尚之助との再会〉」を観る。空を飛ぶものに憧れる自分がいる。
















2013年8月17日(土)

「ネット断食」という言葉を初めて知る。試してみるか。世界陸上選手権モスクワ大会 男子マラソンを見る。川内選手は残ながら上位入賞することはできなかった。引退などせずに、マラソンを続けて欲しい。