microcosmos  4

日々の思索

本村俊弘の霞ヶ丘日記(42)

2013年8月13日(火)

赤坂真理著「東京プリズン」は、これから各国の言語に翻訳されると思います。中には三島由紀夫天皇観と比較して論じる人がいるかもしれません。日本を取り巻く中・韓をはじめとして国際環境と憲法改正に傾けようとする国内の政治状況の中で、何か得体の知れないものが待ち受けているような時代状況の最中に、「東京プリズン」は誕生した。世の中のいろいろことに違和感を感じるわたしは「東京プリズン」にささやかなidentityを見いだした。「東京プリズン」は100万以上予約された小説よりも、ある意味時代の先端にある作品だと思います。「東京プリズン」は少なからず勇気と確信がなければ、完成しなかった作品だと思います。最近来日した映画監督のオリバー・ストーンアメリカ現代史のドキュメンタリー作品を作った意義と精神に、共通するものがあるようにも思われるのです。









2013年8月12日(月)

オリバー・ストーン監督の発言は、アメリカ人として勇気のいることだと思う。今後も彼の活動に注目していきたいと思う。










2013年7月21日(日)

ニュースを見ると、今回も投票率が低い。国政選挙でこんなに低い投票率でいいのだろうか。投票率の低さは日本の未来がいかに暗いものかを暗示している。女性の投票率は男性よりも低い。女性の権利をもっと社会に広げていくためにも、投票率の向上が必要ではないだろうか。










2013年7月16日(火)

午前5時半頃に起床する。東京は厚い雲に覆われていた。朝日は雲にさえぎられて、街に自分の力を見せることが出来ないでいた。朝日が当たっていた雲のところだけ、白くなっていた。他は灰色だった。視界は良好で、遠くの建物をはっきりと見ることが出来た。1日の始まりにあたって、朝の祈りを唱える。








2013年7月3日(水)

新しい朝を迎えた。朝の空気は美味しい。夏は早起きして、朝の霊気に身をおくことが健康にも良いのだろう。











2013年6月30日(日)

今日知ったこと。
1. イチゴはバラ科の植物である。
2. オクラはアオイ科の植物で、ハイビスカスの仲間である。










2013年6月28日(金)

午前2時半頃に目覚める。インターネットでカナダのバッハ専門ラジオ局を聴く。苦しい時の友と云うが、苦しい時のッハである。バッハの一音一音が、渇いた大地、わたしの肉体の草原に恵みの雨となって降る。










2013年6月14日(金)

今日、わたしの誕生日にあたって多数お祝いのメッセージをいただいた。感謝の気持ちでいっぱいになった。メッセージをくれたお一人お一人に希望の花束が届くように、崇敬する聖母マリア様へお取り次ぎをお願いした。みんなの真心を糧にして、新たな1年を有意義なものにしたい。











2013年6月10日(月)

自分を支えてくれた人、支えてくれている人々を思い出すことは、吉兆の一つである。









2013年6月6日(木)

わたしは長崎港が見える家で育った。港に出入りする船を何時間見ても、飽きることはなかった。いつも独りでじっとして見つめていたが、孤独を感じることはなかった。逆に何かに抱かれたような安心感で満たされていた。今もその感覚は私の中で、生き続けている。








2013年5月28日(火)

自分がどこで、どのように死を迎えようとも、輝かしい未来を信じて旅立ちたい。死は終わりではない。そのために今日という日を積極的に生きてみようと思う。









2013年5月24日(金)

今朝、通勤電車の車窓から富士山がはっきりと見えた。見えないと思っていたので、嬉しかった。朝だけの限定かも知れない。毎日が誕生日であるように生きたい。年老いたわたしの母さん、16歳であなたの元を離れて幾年が経ったでしょう。この大都会で夢を抱きながら暮らすことが出来るのも、あなたの愛がわたしの心を今なお枯れぬ泉のように潤してくれるからです。遠い故郷で一人暮らしするわたしの年老いた母さん。









2013年5月23日(木)

三浦雄一郎氏は今日、エベレスト登頂を目指して最後のアタックにのぞむ。面識もなにもないのだが、登頂成功と無事の下山を祈願した。










2013年5月22日(水)

三浦雄一郎氏には生きて日本に帰ってきて欲しいと、ニュースを見ながら思った。