microcosmos  4

日々の思索

本村俊弘の霞ヶ丘日記(31)

2012年12月30日(日)

午前0時半からNHK総合で、特集 双方向解説 そこが知りたい!「新政権で日本はどう変わるのか」を見る。様々な分野のNHK解説委員35人以上が出演して午前4時まで徹底討論する番組である。3部構成で第1部が「新政権で日本はどう変わるのか」、第2部は「暮らしはよくなるのか?」、第3部は「どうする原発・エネルギー」とテーマ別に討論する。司会は柳澤秀夫(中東・アフリカ担当)解説委員長が担当し、出席している解説委員は城本勝(政治担当)、飯野奈津子(社会保障担当)、安達宜正,島田敏男(国際・政治・安全担当),加藤青延(中国担当)、百瀬好道(ヨーロッパ政治経済担当)、岡部徹(アメリカ担当)、出石直(国際担当)、林純一(東南アジア担当),山内聡彦(ロシア・南アジア担当)、柳沢伊佐男(文化担当)、道傳愛子(東南アジア担当)、津屋尚(軍事担当)、石川一洋(ロシア担当)、今井純子(経済・消費者政策担当)、松本浩司(災害担当)、二村伸(中東・アジア担当)、渥美哲(事件・警察担当)、山崎登(災害・防災担当)、合瀬宏毅(食料・農林水産)、ほかである。討論の間に視聴者からのメッセージを紹介している。チベット仏教;摩尼車(転経器)。チベット語ではマニコロと発音する。サンスクリット語でマニはチンタマニー(如意宝珠)の略語で、コロとはチャクラ(車輪)を意味している。






2012年12月29日(土)

仕事を終えて、午後4時15分頃に帰宅する。疲れて電車の中で居眠りをして、危うく川越まで行くところだった。午後9時からIMAGICA BSで、2003年/平成15年制作の『ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還』(三部作の完結編)を鑑賞する。終わるのは午前0時半となる長編映画である。 アカデミー賞作品賞ほか11部門を受賞したファンタジー映画の記念碑的大作である。








2012年12月28日(金)

午前5時55分頃に起床する。洗面を済ませ、電気カミソリで髭を剃る。ベランダから室内に移動した観葉植物に水をやる。朝食を摂りながらNHKBSでワールドWAVEモーニングを見る。中国の放送局は南シナ海にヘリコプター搭載の大型巡視船「海巡21」を配備したと報じている。尖閣諸島のみならず南シナ海も波風が強くなりそうな気配である。出勤の準備を急いで行う。

11月下旬に神山睦美さんが、読売新聞に掲載されている中村稔氏の回想インタビューで、パウル・ツェラン全詩集の訳者である中村朝子氏が、次女であることを知ったと書いておられた。中村朝子氏翻訳によるパウル・ツェラン全詩集を何度も読み返している。もう一人、中村弓子氏のフランス文学に関する研究も私に大きな刺激を与えてくれている。中村弓子氏は俳人中村草田男氏の娘である。中村朝子、中村弓子両氏の仕事は今後もわたしに良い刺激を与えてくれるものと期待している。日常のことをおろそかにして高尚なことを考えても、人間的成長はおぼつかないだろう。






2012年12月27日(木)

午前7時40分に出勤する。本質は、わたしたち自信のありようにかかっている。







2012年12月26日(水)

午前7時45分頃に出勤する。学生がいなくなった分、電車に隙間が出来た。通勤電車から富士山を見ることが出来た。







2012年12月24日(月)

午前0時からEテレで、地球ドラマチック「ピダハン 謎の言語を操るアマゾンの民」を見る。アマゾンの奥地に生きるピダハンと呼ばれる少数民族の言語には、数や色を示す言葉がなく、過去や未来の表現もない。30年の長きにわたって彼らの生活と言語を研究してきた元宣教師のアメリカ人言語学者ダニエルの研究と経験を元に、謎の言語を操るアマゾンの民ピダハンを紹介していく。ダニエルが発表したピダハン語にはリカージョンがないという論文は言語学会に論争を起こすものだった。チョムスキーの普遍文法に当てはまらなかったからである。チョムスキーは自分が提起した普遍文法を絶対的なものとして捉えていて、ダニエルの論文を認めることはなかった。