microcosmos  4

日々の思索

本村俊弘の霞ヶ丘日記(30)

2012年12月23日(日)

ルーブル美術館:開館時間 月・木・土・日:9時〜18時/水・金:9時〜21時45分/2012年12月24日(月)と31日(月)は17時まで。/休館日:毎週火曜日と1月1日と5月1日と12月25日/観覧料:常設展は11ユーロ。パリ、ノートルダム寺院のキメラ(彫刻)の写真を見る。

午後6時10分頃からBSで、平清盛(50)「遊びをせんとや生まれけむ」を見る。今回が最終回となる。

午後9時から、NHKスペシャル「日本国債」を見る。現在、日本国際の発行残高は700兆円を超えている。この700兆円超の金額は日本の借金なのである。対GDP比でみると、ドイツ、フランス、イギリス、アメリカなどの先進国の中で最大の借金額である。ここ1〜2年ヨーロッパではギリシャアイルランド、スペイン、ポルトガル、イタリアなどがこの借金で深刻な信用不安に陥っている。日本国債が何らかの要因で不安定になればヨーロッパ以上に急激に沈没する船のようになる恐れがある。ヨーロッパでは助け合いで浮上できる可能性もあるが、日本の場合は助けてくれる国が見当たらないのだ。政治的には自民党が総選挙で大勝したと手放しで喜べない状況である。この多額の借金も自民党の長期政権の線上にあるためだ。一気に自民党に対する風当たりが強くなることも予想される。シカゴの先物取引のトレーダーは日本国債金利が上昇するときが莫大な利益を得るチャンスだと話していた。番組では日本国債の問題点を洗い出している。日本国債がこのまま安定したものだという認識を持つことは、非常に危険である。人口減少、少子高齢化社会、社会保障費の増大、税収不足、労働意欲の低下、政治の貧困化などマイナス要因となるものが落とし穴のようになっている日本国の現状を直視しないわけにはいかない。太陽フレアの写真を見る。










2012年12月22日(土)

午前4時に目が覚めてしまった。午前7時45分頃に出勤する。傘をさして駅へ向かう。新木場行きの電車に乗る。座席に座ることが出来た。途中の駅で各駅停車の池袋行きの電車に乗り換えた。しきりに咳をする若者の咳が気になる。今朝は残念ながら富士山を見ることはできなかった。午後8時5分頃からプレミアムシネマで、映画『武士の一分』(2006年/平成18年制作、「武士の一分」製作委員会制作)を鑑賞する。監督は山田洋次、原作は藤沢周平の時代小説『盲目剣谺返し』、脚本は山田洋次山本一郎平松恵美子、音楽は冨田勲、出演は木村拓哉檀れい笹野高史坂東三津五郎緒形拳小林稔侍、桃井かおり他。『武士の一分』は山田洋次監督による藤沢周平原作時代劇3部作の最終作となるものである。第1作は『たそがれ清兵衛』、第2作は『隠し剣 鬼の爪』である。藩主の毒見役を務める30石の下級武士、三村新之丞は毒見の際に食べた貝の毒にあたり、一命は取り留めたものの失明してしまう。









2012年12月21日(金)

通勤電車から見た今朝の富士山は見事であった。明日から日が長くなると思うと、ちょっと嬉しい。










2012年12月20日(木)

午前6時44分頃に起床する。出勤の準備に取りかかる。

レインボーウニ:食用ともなるウニで、ラッコの好物でもある。日本では殻1個、1800円前後で売買されている。










2012年12月19日(水)

アンリ・ド・トゥールーズロートレック(1864―1901/明治34年)作:「ムーラン・ルージュにて」(1892年/明治25年)(南仏のアルビ生まれ)を鑑賞する。







2012年12月18日(火)

アントニ・ガウディ 改築:「カサ・バトリョ」(バルセロナ世界遺産)の写真を見る。






2012年12月17日(月)

午前6時40分頃に起床する。出勤の支度をする。午後9時から、プレミアムシネマ「カルメン故郷に帰る(デジタル・リマスター版)」 山田洋次監督が選んだ日本の名作を見る。監督は木下惠介 出演は高峰秀子佐野周二笠智衆、坂本武、佐田啓二、小林トシ子他。脚本も木下惠介、音楽は木下忠司、黛敏郎。1951年(昭和26年)に松竹大船で制作された作品である。日本初の全編カラー作品を、最新のデジタル技術で鮮やかに甦らせている。主役の高峰秀子が、リリー・カルメンというストリッパー役をコミカルに演じている。





2012年12月16日(日)

ニホンザル:地獄谷(長野県)の写真を見る。

イスラム建築(ロシア、サンクトペテルブルク)の写真を見る。

午後6時10分頃から大河ドラマ平清盛 第49回「双六が終わるとき」を見る。高倉上皇崩御とその後に後白河法皇復権。清盛は頼朝との戦いを決意するが、突然の熱病に襲われてしまう。「西へ行くしるべと思ふ月影の空だのめこそ甲斐なかりけれ」(侍賢門院堀川から西行へ送る歌)、「さし入らで雲路をよぎし月かげは待たぬ心ぞそらに見えける」(西行の返歌)

やはり選挙結果がきになる。午後7時からNHKニュースを見る。






2012年12月14日(金)

午後7時半からプレミアムシネマ「忠臣蔵 四十七人の刺客」を鑑賞する。監督は市川崑、原作は池宮彰一郎の小説「四十七人の刺客」、脚本は市川崑池上金男池宮彰一郎ペンネーム)、竹山洋、音楽は谷川賢作、撮影は五十畑幸勇、衣装は二宮義夫、出演者は高倉健中井貴一森繁久弥石坂浩二岩城滉一、宇崎竜童、井川比佐志、山本学松村達雄神山繁中村敦夫浅丘ルリ子黒木瞳清水美砂宮沢りえ古手川祐子西村晃橋爪淳今井雅之石橋蓮司石倉三郎小林稔侍、小林昭二、尾藤イサオ尾上丑之助佐藤B作横山道代他である。1994年(平成6年)制作で「日本映画誕生100周年記念作品」として東宝の威信を賭けた作品と銘打たれているものである。赤穂藩筆頭家老・大石内蔵助の内面の心理描写を描きながら、今までにない新しい視点で忠臣蔵を表現している作品である。大石内蔵助は資金面と情報面に関して綿密な策略をめぐらし、、要塞化した吉良邸に討ち入りする。その日は暮れも押し詰まった元禄15年12月14日のことであった。