microcosmos  4

日々の思索

本村俊弘の霞ヶ丘日記(29)

2012年12月13日(木)

スタンリー・キューブリック(1928/昭和3年ー1999/平成11年)アメリカ生まれの映画監督。少年時代はカメラに熱中する。1946年(昭和21年)6月26日水曜日にニュージャージーで撮影。「2001年宇宙の旅」、「フルメタルジャケット」、「現金に体を張れ」、「スパルタカス」等。

午後9時からIMAGICA BSで、「ロード・オブ・ザ・リング(三部作の第1部)」を鑑賞する。イギリスのJ.R.R.トールキン(1892/明治25年ー1973/昭和48年〉原作の『指輪物語』を総製作費340億円をかけて作られた映画である。制作年は2001年(平成13)。監督はピーター・ジャクソン、 出演者はイライジャ・ウッド(フロド役)、ヴィゴ・モーテンセンイアン・マッケランショーン・アスティンショーン・ビーン、音楽担当はハワード・ショア、主題歌はエンヤの「メイ・イット・ビー」、撮影担当はアンドリュー・レスニー、脚本はフラン・ウォルシュ、フィリパ・ボウエン、ピーター・ジャクソン、コンセプトアートデザイナーにはアラン・リージョン・ハウが起用されている。この作品はアカデミー賞4部門受賞している。内容は魔力を秘めた指輪をめぐる冒険ファンタジーである。CG、VFXなどデジタル技術が多く使われて制作されている。アイスランド馬。








2012年12月12日(水)

午前6時からBSで、クラシック倶楽部 「モーリス・ブールグ オーボエ・リサイタル」を視聴する。オーボエ奏者はモーリス・ブールグ、ピアノ伴奏は野平一郎。演奏曲目は ブリテン作曲の「世俗的変奏曲」、サン・サーンス作曲の「組曲“動物の謝肉祭”から“白鳥”」 と「オーボエソナタ ニ長調 作品166」、パヴェル・ハース作曲の「オーボエとピアノのための組曲 作品17」、シューマン作曲の「歌曲集“ミルテの花”作品25から“きみにささぐ”」である。演奏会場は東京・紀尾井ホール










2012年12月11月(火)

午後7時半から、クローズアップ現代「“震災漂流物”154万トンの衝撃」を見る。予測では今月から北アメリカに震災漂流物が本格的に漂着する。船舶への衝突や処理対応の限界、生態系への影響など課題が山積している。番組では九州大学大学院准教授の清野聡子さんをコメンテーターに迎え、ハワイ大学海洋学部のハンク・カールソン博士の研究、鹿児島大学の震災漂流物の調査、環境問題に取り組むNPOグループの活動などについて取り上げている。











2012年12月10日(月)

午後11時半からEテレで、サイエンスZERO「シリーズiPS細胞(1)誕生の舞台裏」を見る。どんな細胞にも変化できる「万能細胞」の誕生によって、再生医療の可能性が現実味を帯びてきた。イギリス人のジョン・ガードナー博士は細胞の初期化の研究を行ったパイオニアで、実験に使った細胞は両生類のアフリカツノガエルの細胞であった。クローン羊のドリーの誕生が山中教授に大きな研究テーマのヒントを与えた。人間の中にある遺伝子は2万個ある。その中からES(胚性幹)細胞に関わる遺伝子が1300個見つかり、絞り込みで24個まで特定できた。24個といえども組み合わせれば膨大な数になってしまう。グループの高橋氏のアイデアで組み合わせではなく24個から各1個ずつ減らしていけば24回の実験で可能となります。そのアイデアを採用して短期間でES細胞に関わる4個の遺伝子を特定することが出来た。山中教授グループが4つの遺伝子で初期化が出来ることを解明し、英文で論文を世界に向けて発表した。

午後9時20分からBSプレミアムシネマで、中村勘三郎さんをしのんで「やじきた道中 てれすこ」を見る。監督は平山秀幸、出演は中村勘三郎柄本明小泉今日子ラサール石井,笑福亭松之助ほかである。時代劇のコメディー映画である。時代は江戸時代である。










2012年12月9日(日)

午後6時から平清盛(48)「幻の都」を見る。形勢がが悪くなってきた平清盛は執着福原の地を離れ、京に都を戻した。12月28日に清盛一族は戦いのさなか火矢を放ちその火が強風にあおられて大火となり、東大寺の大仏まで燃えることになってしまう。清盛に対する風当たりはますます強くなっていった。

午後10時半頃からEテレで、十八世中村勘三郎の至芸 歌舞伎「梅雨小袖昔八丈 髪結新三」 舞踊「春興鏡獅子」を見る。12月5日に亡くなった十八世中村勘三郎の芸術を紹介する内容で、NHKの記録映像から勘三郎が得意とした歌舞伎「髪結新三」と「鏡獅子」を放送している。見ながら涙が自然と出てきてしまう。まだまだこれから円熟味を増してくると楽しみにしていただけに、勘三郎の死が寂しく悲しい。









2012年12月8日(土)

「衣服(キモノ)に皆錦紫繍織と五色の綾羅を用ゐる」平安中期。

途中からであったが午後8時からNHKの番組、巨大戦艦 大和「乗組員たちが見つめた生と死」を見る。戦艦大和の最後を生き残った乗組員たちが証言している。助かった乗組員は3332名のうち僅か276名であった。生き残った人々も今は数十人となってしまった。沈没した日は戦艦大和は昭和20年(1945年)4月7日土曜日午後2時23分に大爆発を起こして、現在の長崎県男女群島女島南方176km付近に沈没した。アメリカ軍艦載機は367機にも登り、波状的な攻撃を受けた。高性能爆薬の魚雷攻撃は大和の左舷に集中して行われたと生存者は証言していた。

午後9時半からNHKスペシャル東日本大震災「救えなかった命〜双葉病院 50人の死〜」を見ている。自分が勤務する病院でも同じ訓練及びシュミレーションをしているので、わたしにとっては貴重な内容である。東京直下型地震が予想されるので、トリアージトリアージ・タッグなどの訓練を行う必要がある。高齢者が多く入院している病院なので災害に対する備えは万全にしなければならない。さらに地域の負傷者が殺到すると思われるので、それを想定した訓練及び対策も怠りなくやらなければならない。緊急性のある課題だと思う。











2012年12月7日(金)

トイレで小用を足していた時にガタガタとドアが音をたてだしたので何だろうと思っていたら、横揺れし出した。強い地震だった。職場のエレベーターが自動停止したために、夕食の配膳車が使えなくなり職員総出で手渡しで階上へあげた。東武東上線は5分ほどの遅れで運行していたために、それほど待つこともなく帰宅することが出来た。

午後9時から楽しみにしていた、フィギュアスケート・グランプリファイナル・女子ショートを見る。

午後11時から、BS(1)でスペシャル「67年目の慰霊〜北朝鮮に眠る日本人の遺骨〜」を見る。この番組の内容も日本史の教科書にはつまびらかにされていないものだ。戦後、国交のない国だけに慰霊もなされないままであったが、今回、初めて慰霊が許されたのであった。番組で初めて知ることになったのは、ソビエト政権とソビエト軍の日本人一般市民に対する非人道的な処遇である。ソビエト軍は南下政策をとり朝鮮半島に軍隊を送り北緯38度線を自国の占領地としたのであった。最初から住んでいた日本人と満州から朝鮮半島を経由して日本へ向かっていた人々も含めて、約30万人がソビエト軍支配下になり移動を禁じられた。およそ2万人の日本人が北朝鮮の地で眠っている。











2012年12月6日(木)

赤坂真理さんが作品『東京プリズン』にて第66回毎日出版文化賞に続いて、第16回司馬遼太郎賞を受賞された。心から喜びたいと思う。

考える前に跳べ!

死海(海抜マイナス418m/塩分濃度30%(海水3%)/湖水で流れくる川はヨルダン川のみ)








2012年12月4日(火)

ホアン・ミロ(1893/明治26年ー1983/昭和58年)

マルク・シャガール(1887/明治20年ー1985/昭和60年)

午後6時半頃に帰宅したが、寒風が吹き、公孫樹並木の道路が黄色い枯れ葉で埋まっている。風が強く枯れ葉のいくつが並木の上から、わたしの体に触れて落ちた。

午後7時からNHKニュースを見る。時間を延長して報道している。衆議院選挙が公示された。番組では各党首に何を問う選挙なのか、それから選挙の争点になっている原発政策について、消費税率引き上げについて、TPP交渉参加についてどう考えるかインタビューしている。1910年/明治43年の日本。イソギンチャクとハナビラクマノミ 分類:魚類 スズキ目 スズメダイ科。クマノミはイソギンチャクの毒に免疫があるために、共生することができる。クマノミは性転換する魚として有名である。ナミビア砂漠とゲムズボック(オリックスガゼル)