microcosmos  4

日々の思索

本村俊弘の霞ヶ丘日記(23)

2012年10月6日(土)
午後9時45分頃から、「土曜ドラマスペシャル 負けて、勝つ 戦後を創った男・吉田茂 (5)」を見る。このドラマでは吉田茂が最期の時に娘 和子の導きによりカトリックの洗礼を受けたことは割愛されていた。葬儀は東京カテドラルで行われ、後に国葬が行われた。








2012年10月7日(日)
午前6時20分頃からBSプレミアムで、再放送となる「特選 オーケストラ・ライブ 佐渡裕指揮ベルリンフィルハーモニー管弦楽団定期演奏会」を視聴す る。演奏会があった月日は2011年5月20日(金曜日)で、場所はドイツ ベルリン中心部にあるベルリン・フィルハーモニーホール(SONYホールから徒歩5分)。1曲目は武満徹(1930−1996)作曲の「フロム・ミー・フ ローズ・ホワット・ユー・コール・タイム」。それぞれ5色の色違いの衣服を着た5人の打楽器奏者はラファエル・ヘーガー、シモン・レスラー、フランツ・シ ンドルベック、ヤン・シュリヒテ、ウィーラント・ウェルツェルであった。2曲目はドミトリー・ショスタコーヴィチ(1906−1975)作曲の「交響曲第 5番二短調作品47」であった。佐渡裕の渾身の指揮ぶりが滴り落ちる汗に現れている。ベルリンフィルの楽団員も砕け散る波のような汗となった佐渡の気迫 に、呼応する見事な演奏である。それは聴衆の拍手喝采からも分かることだった。日曜日の朝、すがすがしいきもちになった。 午後8時から大河ドラマ平清盛(39)「兎丸無念」を見る。京の五条大橋武蔵坊弁慶源義経と知らず一戦を交える。かむろと思いきや、牛若丸と知り大いに驚き喜ぶ。









2012年10月8日(月)
午後2時45分からEテレで、「第79回NHK全国学校音楽コンクール 中学の部」を視聴する。わたしは毎回、歴史ある音楽コンクールをなぜ総合テレビでやらないのだろうと思いながら視聴している。高校野球だけが歴史があるのではない。    
午後8時10分からTBSニュースバードで、ノーベル医学生理学賞を受賞された山中伸弥京大教授の記者会見の生中継を見る。山中教授の話に耳を傾け る。受賞の一報を聞いた時は自宅にいたそうです。洗濯機がガタガタ音をたてたので状況を確認するために洗濯機のそばにいた時に携帯電話が鳴り、英語で話す 声が聞こえノーベル賞受賞を伝える内容だったそうです。受賞するとは思っていなかったので、それが本当かどうか最初は半信半疑だったそうです。











2012年10月9日(火)
午前7時からBSで、ワールドWAVEモーニングを見る。中国を含む各国が山中伸弥教授のノーベル医学・生理学賞受賞のニュースを伝えている。










2012年10月10日(水)

午後7時半から、クローズアップ現代ノーベル賞受賞 山中伸弥さんに聞く」を見る。NHK京都放送局から生中継で山中教授に国谷キャスターが直接質問していた。合間に研究所で働く山中教授と学生たちの映像が流されている。











2012年10月11日(木)

午後9時からシネフィルイマジカで、クリント・イーストウッド監督、主演の映画「ブラッド・ワーク」(2002年制作)を鑑賞する。観るのは二回目である。1回目よりはっきりと理解出来るものが出てくる。









2012年10月12日(金)

最近、気を付けなければと思っていることは、目の酷使です。Facebookを始めてから特に感じるようになった。LET照明の問題がクローズアップされているが、睡眠問題と共に自分にも当てはまるように思う。 若い人々にも目を大切にするように注意を喚起したい。    
午後6時頃に仕事を終えて、駅の前にある床屋で散髪をする。空腹を覚える。外は暗く早く帰宅したいと、思ってしまう。髪を切ってくれた人は女性で、まだ仕事を続けている。








2012年10月13日(土)

午前6時半頃に起床する。テレビをつけ、イチローの出場試合を少し見る。朝食をとりながら、ワールドWaveモーニングを見る。今年のノーベル平和 賞はEUに与えられた。ロシアではEUが賞に値するかどうかで、論争が起きているそうだ。オバマ大統領の時のように。トルコのアンカラ国際空港に強制着陸 させられたシリア航空の旅客機の荷物について、ロシアの外相は合法的な輸出であり何も問題はないと記者会見した。ロシアから輸出された荷物はレーダーの電 子機器だったそうだ。アメリカ大統領選における副大統領候補のテレビ討論会は、互角だったとの評価。あと二回ある大統領候補のテレビ討論会が、決めてとな るとの説明があった。

午後3時に1週間の仕事を終えて、帰宅の途につく。暑くもなく寒くもなく身体に負担がかからない時候である。行きとは大違いにのんびりと駅に向か う。今朝は成増駅で降りるはずが読書に夢中になっていたために、下車しなかった。結果、準急電車だったために池袋まで行ってしまった。今朝のようなことは 二回目である。    
午後7時からNHKニュースを見る。蓮池ご夫妻が帰国10年目にあたって記者会見を開いた。蓮池氏は日本政府が積極的な働きかけを北朝鮮に対して行 うべきと話していた。日本は極東アジアの国際政治の力学の中で、どの局面でも厳しい立場に立たされていてアメリカの力に依存しているように思われる。

午後7時半からNHKスペシャル「激走!日本アルプス大縦断」を見る。2012年の8月に「トランス・ジャパン・アルプス・レース」というものが開 かれた。レースの内容は日本海富山湾を出発して、北アルプス中央アルプス南アルプスの三千メートル級の山々(槍ヶ岳木曽駒ケ岳・仙丈が岳・塩見岳 など)を次々と縦断して太平洋の駿河湾までを8日以内で走破するというものだった。まさに命がけのレースである。賞金・賞品は一切ないレースである。普通 の人にはできない超人レースである。その超人レースに出場した選手は28人であった。望月将悟選手(南アルプス出身)、阪田啓一郎選手(自動車工場に勤め ながら体を鍛えている。)、平井小夜子選手(50歳)、北野聡選手(甲状腺のガンを患う)、湯川朋彦選手(48歳・途中リタイア)、小野雅弘選手他。番組 に中でチングルマライチョウ、オコジョなどの動植物が紹介されていた。










2012年10月14日(日)

午後9時からCS放送のムーヴィープラスでアメリカ映画「キングダム・オブ・ヘブン」(2008年制作/)を観賞する。監督は:リドリー・スコッ ト、脚本はウィリアム・モナハン、出演者はオーランド・ブルームリーアム・ニーソンジェレミー・アイアンズ他、音楽はハリー・グレッグソン=ウイリア ムズ、撮影はジョン・マシソン、編集はドディ・ドーンである。舞台は12世紀のフランスと聖地エルサレムである。鍛冶屋のバリアンは騎士ゴッドフリーの息 子であることを知る。騎士ゴッドフリーはイベリンの領主で、聖地エルサレムに「キングダム・オブ・ヘブン(天国の王国)」を作りたいという理想をもってい た。しかし志半ばでメッシーナ港で病死する。息子のバリアンは難破しながらも聖地エルサレムに辿りつく。そこからイスラム教徒との壮絶な戦いが、残酷非道 な一部の十字軍とも闘いながら展開していく。    
午後6時からIMAGICA BSでテレビミニ映画「白鯨 前編:冒険者たち」(原題:Moby Dick Part1)を見始める。制作国はドイツとオーストリア、制作年は2010年、前編の上映時間は92分、言語は英語である。原作はアメリカの小説家ハーマ ン・メルヴィルが1851年に発表した『白鯨』である。小説の主役でもある白鯨の名前はモービー・ディック。監督はマイク・バーカー、出演者はウィリア ム・ハート、イーサン・ホークジリアン・アンダーソンドナルド・サザーランド他である。船長のエイハブは過去にモーヴィー・ディックから片足を食いち ぎられている。、乗組員は一等航海士のスターバックス、新人乗組員のイシュメール他で、捕鯨船の名前はピークォド号である。午後7時からNHKニュースを 見る。








2012年10月15日(月)

午後7時45分頃に、帰宅の途につく。記録に追われて、残業となった。遅いぶん電車は満員ではない。途中から座ることが出来た。世の中は何かしら不穏であるように感じられる。








2012年10月16日(火)

埼玉西部の天候は曇りである。午前4時半頃に目が覚めてしまった。午前5時15分頃に散歩に出かける。久しぶりの早朝散歩である。朝の新鮮さがいい。今日は晴天となり、日中は気温が高くなった。