microcosmos  4

日々の思索

本村俊弘の霞ヶ丘日記(13)

2012年4月3日(火)
長崎の知人でFB仲間の岡野雄一さんが今朝の朝日新聞朝刊の「ひと」欄で紹介されています。職場の指示で、定時より一時間早く帰宅しています。成増駅で急 行に乗り換えましたが、満員のために和光市で各駅停車の川越行きに乗り換えました。電車が途中で止まるのが心配です。風雨が強くなってきました。
午後9時から BSシネマで、山田洋次監督が選んだ日本の名作100本〜喜劇編〜「幕末太陽傳 デジタル修復版」を鑑賞しています。川島雄三監督の代表作と言われる喜劇 映画です。映画の時代背景は幕末動乱期で舞台となるのは江戸の品川遊郭街です。出演はフランキー堺南田洋子左幸子石原裕次郎芦川いづみ、金子信 雄、岡田真澄二谷英明西村晃小林旭小沢昭一菅井きん山岡久乃小林旭ほかです。 音楽は 黛敏郎が担当しています。制作会社は日活で、制作年は1957年です。







2012年4月4日(水)
今朝の埼玉地方は台風一過で素晴らしいお天気です。今、久しぶりに富士山を観ることが出来ました。富士山の頂上付近には雲がたなびいています。朝風呂して元気に出勤しています。今日もしっかりと仕事をしようと思います。
午後7時35分から、クローズアップ現代「“停滞”を打破できるか 野田総理に問う」を視聴しています。ゲストは野田佳彦総理大臣、キャスターは国谷裕子さん。いったいにほんはどうなっていくのでしょうか。
午後9時15分頃からディスカバリーチャンネルで「カラーで見るインドシナ戦争(1)」を観ています。フランスの植民地時代から、日本軍が占領した第2次 世界大戦そしてその後の共産主義者と資本主義者の戦争を映し出しています。カラ―なので臨場感があります。フランス軍の貴重な映像が放映されています。残 酷な戦いであることが映像から伝わってきます。忘れてはならないインドシナ戦争です。







2012年4月5日(木)
埼玉地方のお天気は晴れです。柳瀬川鉄橋からは富士山を見ることはできませんが、土手の桜並木が色づいてきました。春の陽気で週末は花見客でいっぱいになることでしょう。
午後7時半から、クローズアップ現代「どうする原発 運転再開 不安は解消されるのか」を見ています。福井県大飯郡おおい町にある関西電力大飯原発3号 機・4号機の運転再開に関する内容です。住民の不安感が払しょくされないままに、再稼働の動きが早まっています。3月23日に原子力安全委員会関西電力 大飯原発3、4号機の結果について、事実上容認したためです。原発ストレステストの項目の中での津波の評価自体に見落とされている問題があると京都大学の 研究者は述べています。福島第一原発の事故の教訓がまだ生かされないと主張する専門家もいる中での、再稼働の動きです。経済界は早期再稼働を求めていま す。出演は 平川 秀幸 さん (大阪大学准教授)と 大崎 要一郎 (NHK科学・文化部 記者)です。キャスターは国谷裕子さんです。
午後8時18分から、BS歴史館「平清盛 勝利のカギは経済戦略!〜武士とお金の意外な物語〜」を見ています。平清盛が数々の勝利を得たのは財力であった と番組では述べています。特に日宋貿易での富の蓄積が大きかったそうです。宋銭の導入により物品貨幣から金属貨幣へ移行させ、流通を促進させ経済発展を促 したと考えられています。そして権勢を誇っていた貴族は物品貨幣に頼っていたために金属貨幣が導入されたことにより、没落していったのではないかとも考え られています。平清盛は出家後の名前は「静海」として、住まいを京都から神戸(大輪田の泊)に移します。平清盛の時代の経筒(お経を入れた筒)の成分分析 をすると、それまで日本産の銅を使っていたものが中国産のものに変わったことを別府大学の教授が明らかにします。当時の記録には中国から銅がが輸入された というものはないそうです。あるのは宋銭の銅です。清盛は銅製の宋銭を溶かして経筒にしていたのです。平清盛は高熱に苦しんだ後、64歳でなくなりまし た。干ばつによる飢饉が起きて、貨幣経済が破綻します。平家衰退の裏には飢饉による貨幣経済の破綻があったのではと番組では説明します。一方ライバルの源 頼朝は家来の東国の武士たちにお金ではなく、土地を与える戦略で武士の心をつかんでいきました。平清盛は1179年に軍事クーデターを起こして権力をにぎ りますが、結果として既成権力の多くを敵に回すことになり、飢饉をきっかけとして源頼朝の権勢の増大により平家滅亡にいたったと考えられています。

生きることは、心遣いのことだといいたいのです。心を遣い得るところは他者です。他者がいなければ心は遣うことがないように思うのです。心は自分自身から 他者へ向かう光のような良いエネルギーではないでしょうか。心遣いは身近にある根源的な存在理由にもなりうるのではと思ったりしています。












2012年4月6日(金)
午前7時からNHKBS(1)で「ワールドWave モーニング」を見ています。ギリシャとスペインの財政危機が再燃しています。青森県八戸市の漁船がアラスカ沖で漂流していますが、アメリカ沿岸警備隊に よって沈められることが、アメリカ側によって発表されました。世界の扉のコーナーではヨーロッパで最も古い日本研究の拠点であるオランダのライデン大学日 本学科が紹介されています。日本研究の先駆者はシーボルト(1796〜1866)です。日本語学科の生徒たちと先生たちへインタビューを行っています。学 生たちが流暢な日本語で答えていたのにはいささかびっくりしました。






2012年4月7日(土)
埼玉地方は雲一つない快晴です。風が少し吹いていて冷たく感じられます。桜はほぼ満開に近いです。わたしは元気に出勤しています。今日もしっかりと仕事をしようと思います。午後2時45分頃に仕事を終えて帰宅しました。風が寒く感じられて今日の花見は体調管理上、要注意と思われます。心を静かにして、リラックスしています。









2012年4月8日(日)
午前5時半ごろに起床。午前6時45分から食と健康の再勉強。食物繊維の種類と成分。オリゴ糖の生体調節機能。グルコース代謝(解糖系、TCA回路→ATP産生)。
午前7時45分から、NHKのさわやか自然百景「三浦半島 葉山の海」を観ています。相模湾に面している三浦半島の葉山の海を紹介しています。海中の海藻、ウミウシダンゴウオが映し出されています。富士山を望める海岸がうらやましいです。引き続いて、小さな旅「花 彩りの四季」を観ています。花を大切に守り育む人を紹介しています。春に桜・桃・レンギョウがいちどきに咲き誇る群馬県中之条町。、高山植物が咲き誇る夏の長野県白馬村が映しだされています。
午後6時よりBSプレミアムで、平清盛(14)「家盛決起」を観ています。清盛の弟・家盛は兄の清盛を平氏の嫡男とは認めないと平氏の中で異議申し立てを 行います。平氏のお家騒動に目を付けたのが、藤原頼長でした。策略を思いめぐらし家盛に近づき、平氏の武力と財力を自分の思うままにしようとします。祇園 事件で平氏の名誉を傷つけ信用を失墜させた清盛に対して、怒りがおさまらない家盛はその策略を見抜けなかったのです。
午後8時からEテレで、日曜美術館「“王侯”はどこから来たのか 南蛮美術の最高傑作を探る」を観ています。午後9時からEテレでららら♪クラシック「天才モーツァルトの素顔」を視聴しています。N響の主席オーボエ奏者でモーツァルト研究家の茂木大輔さんが、天 才作曲家モーツァルトの実像を語っています。アメリカ映画の「アマデウス」に違和感を覚えていたわたしには、良い刺激になりました。紹介されたモーツァル トの曲はアイネ・クライネ・ナハトムジーク、アヴェ・ヴェルム・コルプス、交響曲第41番「ジュピター」、クラリネット協奏曲でした。









2012年4月9日(月)
午前6時10分からBSプレミアムで、「クラシック倶楽部 白井光子&ハルトムート・ヘル リート・デュオが紡ぐ日本のこころ」を視聴していま す。曲目は「少年 ・ 追分 ・ さくら横ちょう(中田喜直作曲) ・ たあんき ぽーんき ・ 雪女 ・ しぐれに寄する抒情 ・ 中国地方の子守歌  ・ 花季 ・ ちびつぐみ ・ おまつりはどこ ・ ねむの木 ・ 冬の日 ・ 曼珠沙華 ・ 山は雪かよ ・野の羊 ・ 鐘が鳴ります ・ 五月 ・  村祭 ・ 烏 ・ さくら横ちょう(別宮貞夫作曲) ・ からたちの花」です。白井光子さんは、1972年にハルトムート・ヘルさんとリート・デュオを結 成して音楽活動を行っています。コンサートは2012年年3月18日に東京文化会館小ホールで行われました。二人の息がぴったりとあった熟成感のあるリー ト コンサートです。埼玉地方は晴れです。休み明けで体が重く感じられますが、元気に出勤しています。今週もしっかりと仕事をしようと思います。
午後7時半から、クローズアップ現代「自分の人生、どこまで記録?〜広がる“ライフログ”〜」を観ています。キャスターは国谷裕子さん、ゲストは糸井重里 さんです。「徒然草」が冒頭に朗読されました。人生を丸ごと記録する現代生活。ノートや手帳も見直されてライフログがブームになっています。そのブームの 背景を探っています。ありとあらゆる記録がデジタル機器と手帳などを使って人生を彩っています。
午後8時からBSプレミアムで、ワイルドライフ「北海道千歳川 清流の鳥ヤマセミ 一瞬の狩りに生きる」をみはじめました。取材先は真冬の石狩川の支流、 千歳川です。千歳川は全長108キロの川です。千歳川にはたくさんの渡り鳥が飛来します。今回の取材対象はハトほど大きさのヤマセミです。ヤマセミはカワ セミの仲間です。NHKのハイスピードカメラで厳冬の千歳川に飛び込んで魚を捕らえるヤマセミの動きを捉えます。時間にして約3秒という一瞬です。普通の カメラでは捉えることができません。
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