microcosmos  4

日々の思索

本村俊弘の旭町日記(71)

平成15年7月7日(月)―2003年
   午後8時からNHKの番組『地球・ふしぎ大自然日高山脈ナキウサギ』を観る。3000万年前の氷河時代を生き抜いてきたナキウサギは希少で貴重な小動物である。番組の中で出てきた動物は他にキタキツネ・ホシガラス・ヒグマ・エゾシカがいた。世界には17種のナキウサギがいて、その内キタナキウサギはシベリア・中国・サハリンなどに分布している。今回取り上げられたものはキタナキウサギの亜種のエゾナキウサギという種類で、北海道の山地から高山の乾燥した岩場に生息している。エゾナキウサギの食べ物はコケ類や高山植物である。北米大陸の高山地帯にもナキウサギがいるそうである。