microcosmos  4

日々の思索

本村俊弘の旭町日記(70)

平成15年7月6日(日)― 2003年
   午前9時半頃に起床する。洗面を済ませ、コーヒーメーカーでコーヒーを煎れる。朝食はトースト2枚、スクランブルエッグ、蜂蜜を入れたコーヒー。テレビ朝日の番組『サンデーモーニング』で大阪府太田房江知事の話を聞く。午前11時からピアノの練習をする。                               午後3時から午後4時半までNHK教育テレビの番組『アウシュヴィッツ証言者はなぜ自殺したか』(第四十回ギャラクシー賞テレビ部門大賞受賞作品)を観る。在日韓国人徐京植氏が1988年に自分のアパートで投身自殺したユダヤ系イタリア人記録作家、プリモ・レーヴィ氏の足跡をイタリアのトリノ市とポーランドアウシュヴィッツに旅して、氏の人生と自殺に至った理由をレポートしたドキュメンタリ番組であった。徐氏がプリモ・レーヴィ氏に感心を寄せたのは、徐氏の二人の兄がスパイ容疑で韓国軍事政権により20年間の牢獄生活をしていたからだった。プリモ・レーヴィ氏の著作活動はユダヤ人から非難されていたという。また当時のイスラエルレバノンへ侵攻し、多数の民間人が犠牲となっていた。レーヴィ氏は同じユダヤ人としてそのことで苦悩していたという。                        午後8時30分から浦和でピアノと声楽のレッスンを受けて、午後11時頃に帰宅。