microcosmos  4

日々の思索

霞ヶ丘日記(118)

2016年(平成28年)4月30日(土)

午前4時過ぎに目覚める。ベランダに出て星座をみる。小熊座をみつける。午前7時からNHKニュースを視聴する。






2016年(平成28年)4月29日(金)

2時半ごろ目覚めてしまう。それまでの4時間はよく眠った。生きるためにやる事は多い。4時過ぎに眠る。7時頃に目覚める。僕もそうだが、人は言い訳を考えることで時間を費やす。真実を述べることと言い訳を述べることは同じではない。言い訳の殻を破りたい。言い訳などしない生き方を望む。真実を述べることだけでいいのだから。物事は過ぎ去る。人も、怒りも、悲しみも、笑顔も、過ぎ去ったいく。







2016年(平成28年)4月28日(木)

ようやく日常が戻ってきた。朝、2日ぶりにお風呂に入った。受付にクリーニングを取りに行き、直ぐにゴミ出しをした。国際ニュースを視聴しながら朝食を摂る。今日は忙しい一日になる。一通りの準備をして外出する。天候は雨。病気がなければ宗教も発展しなかっただろう。






2016年(平成28年)4月27日(水)

回復基調にあるが、未だ頭が重く痛みも軽くある。外出は控えて自宅で療養するしかない。睡眠を取るたびに回復しているのを実感する。目覚めたら水分補給をする。それから書斎で校正の作業をする。疲れたら横になって休む。空腹を感じ始める。昼食を摂る。体が少しずつ動くようになってきた。頭重感はまだ残る。早く元気になりたい。明日は大事な用があるので、外出しなければならない。病に伏せるとつくづく健康のありがたみを感じる。誰も病気など望んではいないだろうが、病気は必ずやってくる。






2016年(平成28年)4月26日(火)

苦しい夜だった。体調が悪く、まともに睡眠は取れなかった。風邪の症状で、今も頭が痛い。首と腰も痛い。食欲もなし。ただ寝床でボーッとしている。昨夜から食事抜き。いくらか楽になりつつある。動きが緩慢で寝床から起き上がるだけでも時間を用する。このような状況になるのは久しぶりである。






2016年(平成28年)4月25日(月)

昨夜から引き続いて、書き物の推敲をする。空腹を覚えてきた。熊本で震度4の地震があった。午前中より体調不良。寒気と熱感あり。風邪の様相。午後三時頃より市役所へ出かける。






2016年(平成28年)4月24日(日)

午前2時半ごろに目覚める。洗面と歯磨きをする。浴室に干していた衣類を収納する。書斎に入って勉強する。正午ごろ東大駒場に用事があって外出する。少し寒く感じられる。横浜元町中華街行きの電車に乗る。車内では集中して本を読む。渋谷の地下街を長く歩いて、井の頭線へ向かう。各停吉祥寺行きの電車に乗る。守衛所で5号館の場所を聞く。用事は1時間ほどで済む。寄り道をせず真っ直ぐ帰宅する。BSで大河ドラマ真田丸「表裏」を観る。8時から日曜美術館「カラバッジョ」を観る。殺人を犯したカラバッジョは死刑判決受けて、逃亡者となった。右に出るものがない、柔らかな手の描写力を持ったカラバッジョ。闇が光を蝕むような画面構成は聖堂の中の有り様のようでもある。カラバッジョは38歳でこの世を去る。





2016年(平成28年)4月23日(土)

NHKのニュースによると北朝鮮は日本時間の23日午後6時半ごろ、東岸の咸鏡南道新浦沖の日本海上で潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)1発を発射した。韓国軍合同参謀本部が同日夜に発表したそうだ。ミサイルは約30キロ飛行して落下した。韓国軍合同参謀本部によると「SLBMの最低射程の300キロに大きく届かなかった」とし、試射に失敗したそうだ。北朝鮮はこの手の潜水艦を何隻保有しているのだろうか。





2016年(平成28年)4月22日(金)

月末だからか都心の道路は渋滞気味だ。午前中は何度か天使祝詞を唱えた。いろんなことを考えていると自分のことを考えているようだが、実際はそうでもない時がある。我を忘れてという言葉があるが、それに近いものだ。静かに天使祝詞を唱えると血が通い始めるかのように、自分が戻ってくる。





2016年(平成28年)4月21日(木)

最近よくテレビで聞く外来語で印象に残っているのは、リスペクト RESPECTという言葉である。人だけでなく、今こそ自然に対してもRESPECTすべきなのだろう。今朝は暴風雨のお天気。午後も雨が降り続く。午前中は強い風が吹いたが、午後は弱い風に変わった。何か気分がすっきりしない。熊本大地震の影響もあるのだろう。






2016年(平成28年)4月20日(水)

午前5時10分頃に起床する。寒くて電気ストーブをつける。洗面と歯磨きをしてから、電気カミソリで髭を剃る。体重を計る。微減。部屋の片付けをする。母の朝食を作る。贈られてきた長野市の利休堂の最中「あんず姫」をいただく。stressを感じている時は特に和菓子と緑茶は癒される。長崎大洪水、東日本大震災、熊本大地震と自分が身近に体験したことは、忘れない。いや忘れられないと言ったほうがいいだろう。忘れるものと忘れられない基準は何だろう。それは偶然によるものなのか、法則性があるものなのか?また個人差はどうなのか疑問が湧いてくる。






2016年(平成28年)4月19日(火)

午前4時頃に起床する。半頃から朝の散歩に出る。寒く感じたので厚着した。夜明け前のひと時は一日の中でも精神において重要な時間帯である。波の音と小鳥のさえずりが心地よい。帰宅してから母親の朝食を作る。日中は風もなく良好なお天気である。明後日の木曜日は雨の予報である。






2016年(平成28年)4月18日(月)

地震など自然災害にみまわれる最中の瞬間において、ヒトは理性や感情、経験などが凍結されて日頃はないはずの喃語を話す幼児期の自分が出現するように思う。恐怖というものがヒトに与える影響は強力である。朝起きると小雨が降っていた。正午前には晴れてきた。日本はいつから想像力のない社会になってしまったのだろうか。原子力安全委員会高橋委員長の川内原子力発電所に関する発言を聞いて、そのように思った。安全ということは言えない。なぜならいつ地震が起きるか分からないからだ。地震国日本に想像力は必要である。午後8時42分頃、長崎市でも震度3の地震、熊本の阿蘇地方では震度5強の地震が発生。





2016年(平成28年)4月17日(日)

雨が降り続く。風も強く吹いている。熊本はどうなっているだろうか。朝が待ち遠しいだろう。直ぐには眠れない夜を過ごした。目覚めると午前7時を過ぎていた。急いで母親の朝食を準備する。雨風はやみ一部青空が見えるお天気になっている。こういう災害を経験すると、代わり映えのしない日常であっても貴重なものであることが理解されてくる。午後から夕食の材料を買い出しに行く。つがいのツバメが駐車場の屋内にいる雛に甲斐甲斐しく餌を運んでいる。その時甲高い声でなく。





2016年(平成28年)4月16日(土)

午前1時25分に緊急地震速報が流れた。その直後に地震が起きた。家がガタガタ音をたてて揺れた。睡眠中だった。最初にiPhoneのブザー音がけたたましく鳴り緊急地震速報を知らせた。地震が起こってから直後、町内にある長崎市防災無線の拡声器が地震を知らせる内容を伝えた。その後も緊急地震速報が2回流れた。階上で寝ている療養中の母を見に行く。寝ているようだったので声をかけずに自室へ戻る。昨夜に続いて眠れない夜になってしまった。震源地の熊本が心配である。震度は6強であった。この深夜に思うことは九州においては原子力発電所は非常に危険であるという確信である。地震域が拡大され大分の別府の方まで被害が起きている。今回の地震は半端なものではないことが感じられる。5年前の東日本大震災の時のように、自衛隊は数万人態勢を持って災害救助に当たるべき規模の地震だと思う。テレビでゲストとして話している地震学者の活断層の限定的な地震というものを超えているようにも思う。午前4時16分.緊急地震速報がなる。目が覚める。母親の朝食の準備をする。阿蘇山が噴火した。午後4時頃に長崎市防災無線の拡声器が、長崎市暴風警報が出たことを知らせた。午後8時頃から長崎市は雨風が強くなってきた。熊本地方が本当に心配である。どうなってしまうのだろう。予測がつかない。9時からNHKスペシャル「熊本大地震 活断層の恐怖」を見る。