microcosmos  4

日々の思索

本村俊弘の旭町日記(No.140)

平成15年11月2日(日)―2003年
   午前7時頃に起床する。午前8時半頃に実家を出て大浦にあるトヨタレンタカーへ行き車を借りる。実家に戻り母と兄を乗せ、お墓のある野母崎町高浜に向かう。浄土真宗西本願寺派のお寺で父の七回忌の法要が行われた。法要の後、海岸端にある料理屋で親戚の人たちと宴席をもった。住職ご夫妻も出席してくださった。父は私がパリ滞在中に亡くなった。帰国してから父の死を知らされた。パリ滞在中はなかなか寝付けない日々が続いて不思議に思っていたが、その訳は何千キロも離れた父の死であったのだろうと思った。今も父の死に際に立ち会えなかったことが心に負い目として残る。