microcosmos  4

日々の思索

本村俊弘の日記(No.133)

平成15年10月13日(月)―2003年
   午前八時半頃に起床した。洗濯を二回して洗濯物をベランダに干し、それから布団を干した。野菜料理を作った。使った野菜はキャベツ・白菜・ニンジン・玉葱・ジャガイモで、味を醤油・本つゆ・赤穂の天然塩で整え、ほんの少しお好みでカレー粉とポン酢を入れた。あとでうどん麺を湯がいて作った野菜料理を入れて食すつもりだ。うどん麺は秋田県由利郡大内町にある高山製麺の「干しうどん」を使うつもりだ。余ったキャベツで浅漬けをつくった。午前11時頃に雨が降り出したので、布団と洗濯物を急いで取り込む。午前11時半頃より入浴する。
 午後1時から2時までヒストリー・チャンネルの番組『戦争の真相―ブレジネフ策略』を観る。ソ連共産党書記長レオニード・ブレジネフは主にアメリカ合衆国との核軍縮をしながら、一方では軍備を拡張する政策を取る。ブレジネフは世界各地の紛争にアメリカもしたように資金を提供して、戦争を影で操っていく。ベトナム戦争、アラブ・イスラエル戦争、アフガニスタン紛争介入などに多額の資金を当事者に提供していた。その結果、悪化していたソ連邦の国家財政はさらに逼迫していった。ソ連共産主義体制の衰退を招いた責任はブレジネフにもあるということだろう。いずれにしろソ連共産主義体制は破綻しただろうが。
 午後7時30分から8時45分までNHKの番組『地球・ふしぎ大自然スペシャル―謎の海カリフォルニア湾』を観る。カリフォルニア湾の陸地は摂氏45度の気温で生物にとっては不毛の土地であるが、海は一転してオキアミなどのプランクトンが豊富にあり、それを餌とする多くの魚類と海洋哺乳動物が生息する豊かな海なのである。カリフォルニア半島は幅が約160キロ、長さが約1100キロあり、湾の奥にはコロラド川が注いでいる。コロラド川からプランクトンの餌になる養分が湾にもたらされている。映像に映し出されていたのは地球上最大の動物シロナガスクジラ、巨大エイ、4メートルにもなる巨大イカ、浜辺に跳ね上がる大量の小魚が映し出されていた。