microcosmos  4

日々の思索

本村俊弘の旭町日記(No.130)

平成15年10月9日(木)―2003年
   午前中の仕事を終えて池袋駅東口にある、僕にとっての映画大学である新文芸坐へ行き映画を鑑賞した。二本立てで千円であった。二本ともギリシャ人のテオ・アンゲロプロス監督の作品であった。一本目は午後3時5分から始まった『永遠と一日』(1998年制作・カンヌ国際映画祭パルムドール賞受賞作品)を鑑賞する。出演はブルーノ・ガンツ、イザベル・ルノー他。
   二本目は午後5時30分から始まった『ユリシーズの道』(1995年制作/カンヌ国際映画祭批評家連盟賞 審査員特別賞受賞作品)を観た。出演はハーヴェイ・カイテル他。ギリシャの映画を観る機会が少ないので、大変貴重な時間だと思った。日本にはギリシャのニュースは皆無と言っていいくらい入ってこない。オリンピックが来年アテネで開かれるので、その関係でこれから入ってくるかもしれない。