microcosmos  4

日々の思索

本村俊弘の旭町日記(No.112)

平成15年9月7日(日)―2003年
   午前6時半からピアノの練習をする。愛車で午前9時に出発してピアノと声楽を習うために、さいたま市浦和区へ行く。レッスン後に北浦和駅近くにある埼玉県立近代美術館へ久しぶりに行く。常設展示作品を丹念に鑑賞する。彫刻作品は船越保武氏(1912‐2002)の「ダミアン神父像」(1975年制作・ブロンズ)、ジャコモ・マンズー氏(1906‐1991)の「枢機卿」(1979年・石)、ヴェナンツォ・クロチェッティ氏(1913‐)の「マグダラのマリア」(1973〜76・ブロンズ)、橋本真之氏(1947‐)の『果実の中の木洩れ日』(1985年制作・銅・鍛金)、エミリオ・グレコ氏(1913‐1995)の「ゆあみ(大)№7」(1968制作・ブロンズ)、フェルナンド・ボテロ氏(1932‐)の「横たわる人物」(1984年制作・ブロンズ)、アリスティッド・マイヨール氏の「イル・ド・フランス」(1925年制作・ブロンズ)、田中米吉氏(1925‐)の『ドッキング(表面)1986‐1985』(1985‐86制作・タイル・コールテン鋼)を鑑賞した。絵画作品はアンドレ・ドラン氏(1880‐1954)の「浴女」(1925制作・油彩・カンバス)、ジュール・バスキン氏(1885‐1930)の「眠る裸女」(1928年制作・油彩・カンバス)、ジョージ・シーガル氏(1924‐2000)の「赤いシャツを着た三つの人体」(1975年制作・紙・アクアチント・エッチング)他を鑑賞した。美術館のショップでドイツ製の固形水彩絵の具を購入する。
 美術館の後、大型書店「書楽」に寄り織田隆三著『もぐさのはなし』(森ノ宮医療学園出版部刊)を買い求めた。
   午後9時からNHKスペシャル『私を変えた9・11』を観る。午後10時半からNHK教育番組で『ベルリン・フィルのピクニックコンサート―ガーシュインナイト』を鑑賞する。指揮者は小沢征爾氏であった。