本村俊弘の旭町日記（９２）

平成１５年８月１４日（木）―２００３年

　　　午前中の仕事を終えてまっすぐ帰宅する。午後１時半から３時半まで１２チャンネルで放映されたアメリカ映画『グレイスランド』（１９９８年制作）を観る。監督はデビッド・ウィンクラー、出演者はハーベイ・カイテル、ジョナサン・シャーチ、ブリジッド・フォンダなど。最初はＢ級映画だなと思って期待して観ていなかったが、いつの間にか共感を持って映画の世界に引き込まれていった。ハーベイ・カイテルが演じるエルビスと名のるエルビス・プレスリーになりきっている男が、妻を交通事故で亡くした青年医師のトラウマを、グレイスランドへ行く旅の途上で少しずつ癒していく内容であった。